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    The Holy Thorn Reliquary

    聖なる茨の聖遺物箱

    作者不詳, 約1400年

    大英博物館 Room 2a

    聖なる茨の聖遺物箱

    作品の概要

    この 聖遺物箱 は、1400年頃にパリで制作され、イエス・キリストの磔刑前に頭に置かれた茨の冠の棘を納めたとされます。

    百合をあしらったエナメル板の装飾は、フランス王家の伯爵 ジャン・ド・ベリー(1340-1416)のために作られた可能性を示唆しています。ジャンはフランス王の弟であり、茨の冠はフランス王室の重要な聖遺物として専用礼拝堂に展示され、王家の後継者たちは個々の棘を贈答品として利用しました。

    素材には金、クリスタル、ガラス、サファイア、ルビー、真珠などが用いられ、精緻な工芸技術と王室の権威を象徴する豪華な装飾が特徴です。

    ここがポイント

      • イエス・キリストの頭に置かれた茨の冠の一部とされる棘を収めた聖遺物箱
      • パリで制作され、百合の装飾が施されたエナメル細工と金の精緻な工芸
      • ルビーやサファイア、真珠、クリスタルなど豪華な宝石で装飾されている