Ram in a Thicket
不明, 紀元前2500年頃(初期王朝III期)
大英博物館 Room 56

この像は、従来「藪の中の雄羊」と呼ばれますが、実際にはヤギを表現しています。紀元前2500年頃、ウルの大死の穴(PG 1237)の墓から発見され、当時は一対で制作されました(もう一方はフィラデルフィア大学博物館所蔵)。
ヤギの顔と脚、植物の花やつぼみには金箔が使われ、耳は銅、ねじれた角と肩の毛にはラピスラズリ、体の毛は白い貝殻で表現されています。台座は貝殻、赤色石灰岩、ラピスラズリのモザイクで装飾され、もともと木製の芯にビチューメンで象嵌されていました。背中の金筒は小さな台座やテーブルの支えであった可能性があります。
動植物を象徴する造形は、シュメール人の宗教における自然や繁栄の重要性を示す傑作です。