Woman Wearing a 'Go Board'-Stripe Kimono
歌川広重, 江戸時代中期-後期(推定)
大英博物館 Room 92

この掛軸作品は、碁盤の目のような縞模様の着物を着た女性が、訪問客に向かって微笑みつつ振り返る様子を描いています。茶色の帯を合わせ、日常の中での自然な立ち姿が巧みに表現されています。
女性の服装や姿勢から、店員や商家の妻として客を迎える場面であることが推測されます。広重(1797-1858)は、墨線と色彩を素早く描きながらも的確で、着物の柄や髪型に立体的な奥行きや自然なバランスを与えています。
江戸時代の庶民生活や日常風俗を垣間見ることができ、浮世絵の簡潔かつ生き生きとした人物描写を楽しめる作品です。