Turret Clock
Leonard Tennant, 1610年頃
大英博物館 Room 38

このタレットクロックは、1610年頃にロンドンの Leonard Tennant によって制作され、カシオベリー・パークの時計塔に設置されました。重量駆動式で、脱進機と振り子(foliot)を用いて時間を計測し、上部の大きな鐘で時間ごとに時を打ちます。
すべての機械式時計は基本的に5つの要素(動力、脱進機、調速機、表示機構、打鐘機構)で動作します。この時計は、その構造と動作原理を学ぶのに最適な実例です。
動力源は重りやゼンマイを使い、重りが落ちる力やゼンマイの巻き戻りが、時計の歯車を回すエネルギーになります。
脱進機は動力を時間の単位(秒・分・時)に変換する部分で、大きな歯車から小さな歯車へと力を伝えることで、回転の速度を制御します。
調速機は歯車の回転を規則正しく制御し、時間を正確に測る部分で、一定のリズムで歯車を進めます。
表示機構は文字盤と針で時間を読み取る部分で、打鐘機構は大きな鐘やベルで時間を知らせる機構です。