Painted Terracotta Sarcophagus of Seianti Hanunia Tlesnasa
不明, 紀元前150-130年頃
大英博物館 Room 71

この彩色テラコッタ棺は、紀元前150-130年頃のエトルリア出土で、セアンティ・ハヌニア・トレスナサという裕福な女性の姿を表しています。棺の胸部底面には彼女の名前が刻まれています。
女性はマットレスと枕に寄りかかり、左手に開いた鏡を持ち、右手でマントを整えています。衣装は高い腰紐のチトン(チュニック)と縁取りのあるクロークで、ティアラ、イヤリング、ネックレス、ブレスレット、指輪などの装飾も細かく表現されています。骨格調査により、死没時の年齢は約50歳であったことがわかっています。
棺の装飾や姿勢はエトルリアの上流階級女性の生活様式や美意識を理解するうえで重要です。