Bronze Mirrors
作者不詳, 弥生~古墳時代(紀元前500年~紀元後600年頃)
大英博物館 Room 92

この銅鏡は、弥生時代(紀元前500年頃)から古墳時代(紀元後600年頃)にかけて日本で作られた青銅製の鏡です。
銅鏡は、弥生時代や古墳時代の日本で作られた銅製の鏡で、単なる鏡としての実用よりも、祭祀や権力の象徴としての意味が強いです。
最初の鏡は北朝鮮や中国から輸入され、日本の職人たちはそれを模倣して製作しました。鏡の表面は磨かれ光を反射し、裏面には精緻な装飾が施されました。貴重な鏡は権力者間で贈答され、同盟関係の証として使われました。中国の魏の記録によれば、紀元239年に伝説の女王卑弥呼が魏王から100面の銅鏡を贈られたとされ、当時の中国と日本の緊密な関係を示しています。また、古墳時代には副葬品として銅鏡や玉、武器と共に埋葬されました。古代日本の外交・信仰・埋葬文化を理解する重要な資料です。