Copper Ox-Hide Ingot
不明, 紀元前1200年頃
大英博物館 Room 72

この銅の牛皮型インゴットは紀元前1200年頃、キプロス島のエンコミ・アギオス・イアコボス付近で出土しました。形が牛の皮を乾燥させた姿に似ていることから「牛皮型」と呼ばれています。重量は約37kgで、手で運搬したり、船の積み荷として積み重ねやすくするための工夫がなされています。
キプロスは地中海最大の銅鉱床を有しており、銅は錫と合金して青銅が作られ、工具、武器、容器などに使用されました。青銅は地元でも広く用いられ、また地中海全域に輸出されていました。このインゴットは古代キプロスの交易と製造技術を示す重要な遺物です。