ロンドLogoJUST RONDON - ロンドン観光・旅行・現地ガイド
    ロンドLogoLive.Love.London. - 最強ロンドンガイド
    • 旅行プランを作る
    • 今週のロンドン
    お問い合わせサイト概要利用規約プライバシーポリシーTop Pageへ

    ジャスト・ロンドンは、ロンドンの深層に迫る力量も器量もない中途半端な存在ですが、旅の判断をほんの少し整える一文が紛れていれば、それだけで存在理由になります。

    1. Home
    2. /観光
    3. /美術館ナビ
    4. /大英博物館
    5. /コレクション
    6. /バッサイのアポロ神殿フリーズ

    The Bassai Frieze

    バッサイのアポロ神殿フリーズ

    作者不詳, 紀元前420〜400年頃

    大英博物館 Room 16

    バッサイのアポロ神殿フリーズ

    作品の概要

    このフリーズは、紀元前420〜400年頃に制作された、バッサイのアポロ神殿の大理石彫刻です。そもそも「フリーズ(frieze)」とは、建築物の壁面上部に水平に施される装飾彫刻帯のことで、神殿や公共建築の内部や外部に物語や装飾を連続的に描くための構造です。

    元々、このフリーズは神殿内部の天井近く、床から約7メートルの高さに設置され、光量も限られ、視認は困難でした。現在は目の高さで展示され、神殿主室の規模を想起させる空間で鑑賞できます。

    フリーズには二つの戦闘場面が描かれています。一つはギリシャと神話上の女性戦士 アマゾーン の戦い、もう一つは北ギリシャのラピス族とケンタウロス(半人半馬の生物)の戦いです。どちらの場面も勝敗は明確でなく、連続的な物語ではありません。

    発見時には23枚のスラブが柱の上から落下し、瓦礫の中で混乱していました。各スラブは独立して彫刻され、隣接スラブとの重なりはほとんどなく、一部は大幅に改変されていたため、必ずしも原計画通りに設置されていたとは限らないことが示唆されています。

    このフリーズは、古代ギリシャの神話や戦闘場面を通じて、彫刻技術や建築装飾の美学を理解するうえで重要 です。元の神殿での設置環境やスラブごとの独立性、配置の謎も含め、古代ギリシャ建築文化の複雑さと高度な芸術性を伝える貴重な遺産です。

    ここがポイント

      • 神殿内部で天井近くに設置されていたほぼ完全な大理石フリーズ
      • アマゾーンとの戦闘とラピス族とケンタウロスの戦いを描く二つの場面
      • 勝敗や連続的な物語が描かれていない独特の構成