The Knucklebone Player
指骨遊びをする少女
作者不詳, 1〜2世紀
大英博物館 Room 2

作品の概要
この大理石彫刻は、ローマ時代(1〜2世紀 AD)の少女が 『指骨遊び(knucklebones)』 をしている姿を描いた作品です。
指骨遊びは古代ギリシャや世界各地で行われた古いゲームで、動物の足首の骨(アストラガルス)や石、貝、種子などを使い、投げたり拾ったりする器用さを競う遊びです。現代では金属やプラスチックで作られる六角の小物を用い、特定の順序で投げ上げて拾うルールがあります。
彫刻の少女は、動物の足首の骨を使い四面サイコロのように投げて遊んでおり、当時の子どもたちの日常生活や遊びの様子を生き生きと伝えています。衣服や体の表現は非常に精巧で、彫刻技術の高さがうかがえます。
この作品は、ローマ美術における日常生活表現の貴重な例 として高く評価されています。
ここがポイント
- ローマ時代の少女を描いた大理石彫刻
- 動物の足首の骨を四面サイコロとして使う遊び『指骨遊び』を表現
- 日常生活や遊びを題材にしたローマ美術の貴重な例