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    ジャスト・ロンドンは、ロンドンの深層に迫る力量も器量もない中途半端な存在ですが、旅の判断をほんの少し整える一文が紛れていれば、それだけで存在理由になります。

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    Franks Casket

    フランクス・キャスケット

    不明, 約700年頃

    大英博物館 Room 41

    フランクス・キャスケット

    作品の概要

    フランクス・キャスケットは、北umbria王国で制作された鯨骨製の豪華な装飾箱で、修道院で重要な人物、場合によっては王族のために作られた可能性があります。箱の表面にはゲルマン神話、ローマ伝説、聖書、歴史的出来事など多様な題材が刻まれ、ルーン文字とラテン文字の刻印が併用されています。

    左半分は伝説の鍛冶ウェランドの物語を描き、捕らえられた王に復讐する場面を示します。右半分はキリスト教の三賢者が幼子イエスに贈り物を捧げる場面です。

    蓋の一部には、伝説の弓の名手でウェランドの弟であるエギルが建物を防御する場面が描かれています。また、背面パネルには紀元70年、後のローマ皇帝ティトゥスによるエルサレム陥落の様子が描かれ、神殿や契約の箱、逃げ惑うユダヤ人などが詳細に示されています。

    キリスト教のメッセージを、記憶された異教的過去と結びつけて表現している点が特に興味深い作品です。

    ここがポイント

      • アンゴロ・サクソン期の北umbriaで作られた鯨骨製の装飾箱
      • ゲルマン神話やキリスト教の物語、聖書、歴史的事件を組み合わせた精巧な彫刻とルーン文字・ラテン文字の刻印
      • 左半分は伝説の鍛冶ウェランド、右半分は東方の三賢者を描いた宗教的・文化的融合