The Gayer-Anderson Cat
ゲイヤー=アンダーソンの猫像
作者不詳, 紀元前600年頃
大英博物館 Room 4

作品の概要
この青銅製の猫像は、紀元前600年頃に作られ、古代エジプトの神 バステト を象徴しています。
頭部と胸のスカラベは再生を意味し、胸の銀のウジャトの目は護符としての保護と治癒の力を象徴しています。猫は古代エジプトでペットとして飼われただけでなく、神の化身としても重要視されました。
金や銀で精巧に装飾されており、このような作品を依頼できたのは王族や富裕層に限られていました。
毎年北エジプトのブバスティスでは、バステトを称える祭礼に70万人もの人々が訪れたとされ、寺院では多くの青銅像が奉納され、信者は神との交信や加護を願いました。
ここがポイント
- 古代エジプトの神バステトを表す青銅製の猫像
- 頭部と胸にあるスカラベは再生の象徴、胸の銀のウジャトの目は護符としての意味
- 金銀で装飾されており、王族や富裕層しか依頼できない精巧な作り
- 古代エジプトの寺院で奉納され、神との交信や祝福を願う目的で使用