アルセロールミッタル・オービットArcelorMittal Orbit - The Slide
ロンドン最恐?世界最長・最高の滑り台を備えた展望アート
- 所要時間
- 30〜45分
- 最寄駅
- Stratford Station
- 開館時間
- 11:00〜16:00
料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。
アルセロールミッタル・オービットは、2012年ロンドン五輪を記念して建設された、ロンドン東部ストラトフォードの象徴的ランドマークです。赤くねじれた巨大彫刻は、アーティストのアニッシュ・カプーアと建築家セシル・バルモンドによるデザイン。現在はZip World Londonが運営し、ロンドン市街を最大約32km見渡せる展望台と、世界で最も高く長いトンネル型滑り台「ヘリックス」を体験できます。アート、景色、スリルを同時に味わえる、ロンドンでも異色のアトラクションです。
このページの内容
着いてからの歩き方
アルセロールミッタル・オービットに着いたら、この順に見ていくと迷いません。
- コツ
滑り台だけのチケットはない
スライドに乗るには展望チケットとの組み合わせ券を買う必要があり、滑り台単独では購入できません。大人£15前後から。加えて身長1.3m以上・8歳以上・体重130kg未満という条件があるので、同行者が乗れるか事前に確認してください。
- 見どころ
世界最長のトンネル滑り台
全長178m、塔を12周しながら約40秒で滑り降ります。最高速度は時速24kmほど。世界で最も長く、最も高いトンネル型の滑り台です。閉じた管の中を回転しながら落ちていくので、外が見えるのは一瞬だけです。
- 見どころ
アニッシュ・カプーアの彫刻
そもそもこれは展望台ではなく、彫刻です。2012年ロンドン五輪の記念として、アニッシュ・カプーアと構造家セシル・バルモンドが設計しました。高さ114.5m、赤い鋼管がねじれ絡み合う形状で、英国最大の公共彫刻です。滑る前に、下から全体を見上げてください。
- 見落としやすい
展望台からの眺め
80mの高さの展望フロアからは、オリンピック公園全体と、東ロンドンの再開発地区、遠くにシティの高層ビル群が見えます。ロンドン中心部の展望台と違い、五輪後に何が作られたかを俯瞰できるのがここの特徴です。
- コツ
オリンピック公園とセットで
ストラトフォード駅から徒歩圏で、ロンドン・スタジアムやアクアティクス・センターと同じ公園の中にあります。単体で行くと物足りないので、公園を歩く半日の行程に組み込むのが現実的です。
五輪に「エッフェル塔」を作ろうとした
2012年のロンドン五輪に合わせて建てられた。高さ114.5メートル、英国で最も高い彫刻である。制作は彫刻家アニッシュ・カプーアと構造家セシル・バルモンド。
発端は当時のロンドン市長ボリス・ジョンソンが、五輪公園に象徴となる構造物を欲したことにある。1889年のパリ万博にエッフェル塔があったように、この大会にも残る目印を、という発想だった。費用は約2,200万ポンドで、大半を鉄鋼大手アルセロールミッタルが負担した。社名がそのまま作品名に入っているのはこのためである。
素材は鉄。曲がりくねった赤い鋼管が絡み合う造形は、鉄鋼会社が出資した作品として理にかなっている。ただし評価は割れ、開業当初から「ジェットコースターの残骸」といった揶揄も受けた。
客が来ないので、滑り台を付けた
五輪後、この塔は苦戦した。当初の想定は年間35万人だったが、実績はそれを大きく下回り、年間50万ポンド規模の営業赤字が続いた。展望台としてはロンドン中心部から遠く、周囲に高い建物がないぶん眺めは開けているが、それだけでは客が来なかった。
打開策として2016年、ドイツの美術家カルステン・ヘラーとの共作で、塔の外側に螺旋状の滑り台が取り付けられた。名は「ヘリックス」。高さ76メートル、長さ178メートルで、当時世界最長のトンネル型滑り台とされた。塔を12回まわりながら、約40秒で滑り降りる。
美術作品に遊具を後付けする決定には批判もあった。一方で、これが集客の柱になったのも事実である。作品として作られたものが、集客のために形を変えた経緯そのものが、この塔の見どころになっている。
豆知識
- 滑走時の最高速度は時速15マイル(約24キロ)ほど。専用のマットに乗って滑る
- 展望階からはオリンピック・スタジアム(ロンドン・スタジアム)、アクアティクス・センターが一望できる
- 塔の中心部には、カプーアらしい歪んだ鏡面の仕掛けがある。彫刻としての意図が最も分かる箇所
場所とアクセス
みんなの口コミ
アルセロールミッタル・オービットを訪れた感想や、これから行く人に役立つコツがあれば教えてください。
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