
Sherlock Holmes Museum
パイプの煙がまだ漂うベイカー街221B。探偵はほんの数分前まで部屋にいたかのようだ。
シャーロック・ホームズ博物館 は、アーサー・コナン・ドイルの小説に登場する名探偵 シャーロック・ホームズ の世界を再現した博物館です。ベーカー街 221B 番地をモデルにした建物で、ヴィクトリア朝時代の内装や家具が忠実に再現されており、ホームズの書斎や居間、ワトソン医師の部屋などを見学できます。 館内には、当時の新聞、手紙、小道具、衣装、さらにはホームズの推理に使われた小物など、ファンにはたまらない展示が並び、まるで小説の世界に入り込んだかのような没入感を味わえます。さらに、スタッフが衣装を着て案内することもあり、訪問者は物語の登場人物になったかのような体験を味わえます。
シャーロック・ホームズ博物館を短時間で回るなら、まずこの3つ。 展示室の番号は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。
1階
小説の描写に沿って再現されたホームズとワトソンの居間。暖炉、化学実験の道具、バイオリン、壁の弾痕まで作り込まれています。窓際の椅子に座って写真を撮れます。
2階
事件の記録や変装道具など、作中に登場する小道具が並びます。物語の細部を覚えているほど楽しめる作りです。
3階
各事件の名場面を蝋人形で再現。モリアーティ教授など敵役も揃っています。
シャーロック・ホームズ博物館に着いたら、この順に見ていくと迷いません。 展示室の番号や配置は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。
入口で直接は買えず、隣の土産物店で券を買ってから museum の扉の前の列に並ぶ二段構えです。この仕組みを知らずに扉の列に並ぶと、順番が来てから買い直しになります。週末は行列が長くなるので、開館直後を狙ってください。
1815年に建てられた4階建てのジョージ王朝様式の住宅そのままで、博物館用に作られていません。階段は狭く急で、上の階まで上がる必要があります。エレベーターはありません。
居間、寝室、下宿の女主人の部屋までが、小説の記述に合わせて作り込まれています。暖炉の上にナイフで留めた手紙、窓辺のヴァイオリンといった細部まで置かれているので、原作を読んでから行くと発見が増えます。
この番地が実際に割り当てられたのは後年のことで、コナン・ドイルが書いた当時のベイカー街に221番地は存在しませんでした。復元された部屋ではなく、小説を立体にした場所だと理解して入ると腑に落ちます。
券を売っている店は誰でも入れて、原作にちなんだ品が並びます。館内が混んでいて入場を諦めた日でも、この店だけ覗いて帰る人がいます。ベイカー街駅の前にはホームズの銅像も立っています。
建物の実際の所在地は239番地で、237番と241番のあいだにあります。ウェストミンスター区の特別な許可により221Bを掲げているのです。かつて221Bを含む区画を所有していた銀行との間で、宛先不明の郵便をめぐる争いが10年以上続き、2002年に決着しました。
世界中から「シャーロック・ホームズ様」宛の相談の手紙が届き続けています。ロイヤルメールはこれらを239番地の博物館に配達することで合意しました。架空の人物の住所に、実在の郵便制度が対応している珍しい例です。
221B Baker Street, London NW1 6XE
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