Royal Air Force Museum
王室空軍博物館
画像: Hugh Llewelyn from Keynsham, UK / CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons
鋼の翼は眠っているが、空を切り裂いた轟音は消えていない。格納庫の空気は、未だに戦火の匂いを帯びている。
どんなところか
王室空軍博物館は、ロンドン北部のコリンデールに位置し、イギリス空軍の歴史や航空技術を学べる無料の博物館です。館内には第一次世界大戦から現代までの航空機や資料が展示されており、特にSupermarine SpitfireやHawker Hurricaneなどの戦闘機やAvro Lancasterなどの爆撃機を見ることができます。展示は時代ごとに分かれ、初期100年の歴史、戦間期から冷戦時代、現代のRAFの技術革新までを幅広く紹介しています。さらに、フライトシミュレーターやインタラクティブな体験型展示もあり、家族連れや子どもでも楽しめます。
これだけは見て帰りたい
王室空軍博物館を短時間で回るなら、まずこの3つ。 展示室の番号は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。
- 1
第二次世界大戦の機体
スピットファイア、ハリケーン、ランカスター爆撃機など。バトル・オブ・ブリテンを戦った機体が同じ格納庫に並びます。実物の翼の下に立つと、写真では分からない大きさが分かります。
- 2
第一次世界大戦の複葉機
木と布でできた初期の軍用機。開戦から終戦までのわずか4年で航空技術がどれだけ変化したかが、並べて展示されることで見て取れます。
- 3
体験型シミュレーター
操縦体験ができる装置があり、子ども連れの滞在時間が長くなる要因になっています(一部有料)。
着いてからの歩き方
王室空軍博物館に着いたら、この順に見ていくと迷いません。 展示室の番号や配置は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。
- コツ
入館は無料だが駐車場は有料
展示を見るのは無料です。ただし敷地の駐車場には料金がかかり、3時間までで約£8、それを超えると約£11.50ほどです。送り迎えのための30分の無料時間があります。コリンデール駅から徒歩5分なので、地下鉄で行けば駐車料金の話は出てきません。
- 到着
複数のハンガーに分かれている
展示は屋内の格納庫がいくつも連なる構成で、建物のあいだを屋外で移動します。全部を見ると数時間かかり、冬は移動のたびに寒いので上着が要ります。館内図で見たい機体のいるハンガーを決めてから動くほうが効率的です。
- 見どころ
機体を近くから見上げられる
床置きの機体が多く、翼の下に立てるものもあります。ガラス越しではなく実寸で見上げられるため、写真では伝わらない大きさが分かります。爆撃機の胴体の太さは、実際に横に立ってはじめて実感できます。
- 見どころ
バトル・オブ・ブリテンの展示は独立している
1940年の空の戦いを扱う一角が別に設けられています。スピットファイアやハリケーンだけでなくドイツ側の機体も並べてあり、双方を見比べられる構成です。ロンドン空襲の歴史を扱う他館とあわせて回ると背景がつながります。
- 見落としやすい
創業当時の工場の建物が残る
敷地内のグラハム・ホワイト工場は、1917年に建てられた航空機工場を移築して復元したものです。展示物ではなく建物そのものが収蔵品で、この場所が飛行場として始まったことの証拠になっています。
基本情報
- 大人料金
- 無料
- 子ども料金
- 無料
- 滞在時間の目安
- 2時間
- 写真撮影
- 撮影自由
- 荷物預かり
- コインロッカー有り(£1返却式)
- 最寄駅
- Colindale(徒歩10分)
- 最寄バス停
- Royal Air Force Museum(徒歩1分)
- 音声ガイド
- あり
知っていると見え方が変わる話
入場は無料だが中心部から遠い
コリンデール駅が最寄りで、ロンドン中心部からは地下鉄ノーザン線で30〜40分かかります。その分空いており、ゆっくり見られます。入場そのものは無料です。
敷地はロンドン最初期の飛行場跡
ヘンドン飛行場の跡地にあります。1910年代から航空活動の拠点で、英国の航空史が始まった場所のひとつです。博物館がここに置かれたのはその由来によります。
場所
Grahame Park Way, Edgware, NW9 5LL
みんなの口コミ
王室空軍博物館を訪れた感想や、次に行く人へのアドバイスがあれば教えてください。
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