
London Canal Museum
水路に浮かんだ生活の記憶。都市を支えた静かな水の道が、水の匂いと共に蘇る。
ロンドン運河博物館 は、都市の運河と水路の歴史に焦点を当てた博物館で、産業革命期の都市と水運の関係を学べるスポットです。キングス・クロス近くの歴史的な倉庫を利用しており、かつて運河の倉庫として使われていた場所の雰囲気をそのまま体感できます。 館内では、運河で使われたボートや道具、氷の運搬に使われた器具や展示物 が揃っており、19世紀から20世紀初頭にかけてのロンドンの運河が都市の物流や経済に果たした役割を学ぶことができます。また、かつての氷倉庫(アイスハウス)の内部も見学可能で、氷の貯蔵や流通の仕組みを知ることができます。 展示は規模こそ小さいものの、当時の運河輸送の様子や船乗りたちの生活を追体験できる充実したスポットです。
ロンドン運河博物館を短時間で回るなら、まずこの3つ。 展示室の番号は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。
建物の真下に、直径・深さとも10メートル規模の氷の貯蔵穴が2つあります。それぞれ750トンの氷を収容できました。柵越しに底を覗き込めます。冷蔵庫の無い時代、氷がどう保存されていたかが実物で分かります。
運河船の生活空間を再現した船室に入れます。6人家族がこの広さで暮らしていた、という事実が体感できる展示です。
博物館の裏手はそのまま運河の船だまり。現役の住居船が係留されています。キングズ・クロス駅から徒歩圏で、運河沿いを歩くコースの起点にもなります。
1863年築のこの倉庫は、ノルウェーから輸入した天然氷を貯蔵するためのものでした。氷は船でライムハウスまで運ばれ、そこから馬に曳かれた船でリージェンツ運河を通ってここへ。輸送中に2〜3割が溶けて失われたといいます。
建てたのはスイス出身のカルロ・ガッティ。1847年にロンドンへ来て屋台から始め、「ペニー・アイス」と呼ばれる安価なアイスクリームを庶民に広めました。英国で一般大衆にアイスクリームを売った最初期の人物とされます。
12/13 New Wharf Road, N1 9RT
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ロンドンには無料で入れる館が多くあります。近くの館と組み合わせて回るのがおすすめです。