Horniman Museum and Gardens
動物の剥製、民族楽器、奇妙な人形。そのすべてが同じ呼吸をしている。奇想はここで標本になる。
ホーニマン博物館は、ロンドン南東部フォレスト・ヒルにある無料の総合博物館で、人類学・自然史・楽器という三大コレクションを中心に多彩な展示を行っています。アール・ヌーヴォー様式の本館には、世界各地の文化を紹介するワールド・ギャラリー、25万点に及ぶ自然史標本、イギリス屈指の楽器コレクションが収められており、触れる展示や音を体験できる仕掛けも豊富です。さらに、クラゲやサンゴを展示するアクアリウム、蝶が舞うバタフライ・ハウス、羊やアルパカと触れ合えるアニマル・ウォークなど体験型の施設も揃っています。約6.5ヘクタールの庭園は、ヴィクトリア朝の温室やサウンド・ガーデンを備え、街を一望できる憩いの場となっており、地域に開かれた文化・自然・音楽の学びと交流の拠点として親しまれています。
ホーニマン博物館を短時間で回るなら、まずこの3つ。 展示室の番号は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。
Natural History Gallery
この館の顔になっている剥製。1886年の植民地博覧会のために作られたもので、剥製師が生きたセイウチを見たことがなかったため、皮膚のたるみを「詰め損ね」と勘違いして中身を詰めきってしまいました。結果、しわ一つない、はち切れそうなセイウチが出来上がっています。
英国屈指の規模で、世界各地の楽器が並びます。ボタンを押すと実際の音が聴けるようになっており、見た目からは想像できない音が出る楽器が多くあります。
約6.5ヘクタールの庭園から、ロンドン中心部を一望できます。ヴィクトリア朝の温室、サウンド・ガーデン、羊やアルパカがいる区画も。入場無料で、展示を見ずに庭だけ使いに来る地元の人も多い場所です。
創設者フレデリック・ホーニマンは紅茶貿易で財を成した実業家で、世界を旅しながら楽器から自然史標本まで手当たり次第に集めました。自宅が手狭になり、1901年に収集品ごと市民に寄贈。翌1902年に開館しています。
フォレスト・ヒル駅が最寄りで、ロンドン・ブリッジ駅から列車で15分ほど。中心部の主要館のような混雑とは無縁です。入場は無料(一部の企画展と水族館は有料)。
100 London Road, Forest Hill, London SE23 3PQ
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ロンドンには無料で入れる館が多くあります。近くの館と組み合わせて回るのがおすすめです。