Design Museum
椅子も、ポスターも、未来のかたちを語る。日常が展示品に変わる瞬間。
デザイン博物館は、ロンドンのケンジントンにある、デザイン全般をテーマにした博物館で、建築、ファッション、プロダクト、グラフィック、インダストリアルデザインなど、あらゆるデザイン分野を網羅して展示を行っています。館内では現代デザインのトレンドや歴史を紹介する常設展示のほか、期間限定の企画展も多数開催され、著名デザイナーや新進アーティストの作品を間近で体験できます。
デザイン博物館を短時間で回るなら、まずこの3つ。 展示室の番号は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。
アトリウム
1960–62年に旧コモンウェルス・インスティテュートとして建てられた銅葺きの曲面屋根。中央の吹き抜けから、その裏側を見上げられます。英国初の本格的な「反り屋根」で、当時この形式としては世界最大級の支間だったとされます。
無料の常設展示。日用品がどう設計され、作られ、使われるかを1,000点近い実物で見せます。ロンドン地下鉄の路線図やアングルポイズの照明など、名前は知らなくても見たことのある物が並びます。
デザイン書と日用品のセレクトが充実しており、館内で最も滞在時間が長くなる場所という声もあります。土産を探すなら見ておく価値があります。
デザイン博物館に着いたら、この順に見ていくと迷いません。 展示室の番号や配置は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。
2階の常設展示「Designer Maker User」は無料で見られます。有料なのは企画展だけなので、時間が半端なときでも常設だけ寄ることができます。入口で券を求められたら、それは企画展の列です。
旧コモンウェルス・インスティテュートを改装した建物で、内側から見上げると屋根が反り返った曲面を描いています。展示室に入る前にこの吹き抜けを見ておいてください。1960年代の構造をそのまま残して内部だけ作り替えたもので、建物自体がデザイン博物館の展示物になっています。
常設展示は「作る人・売る人・使う人」の3つの視点で構成され、椅子や電話、包装や標識といった日常の物が並びます。地下鉄の路線図やロンドンのバス停の標識など、外で毎日見ているものが展示ケースに入っていると、選ばれた形だったことに気づきます。
常設展示の入口に、一般から募った「自分にとって重要な物」を集めた壁があります。25か国から200点以上が寄せられたもので、専門家の選定ではないぶん脈絡がなく、そこがおもしろい一角です。
ホランド・パーク駅から公園を通り抜けると15分ほどで着きます。ハイ・ストリート・ケンジントン駅からも歩けますが、公園を抜ける道のほうが気持ちよく、途中に京都庭園があります。
グレードII*指定の1960年代建築を保存しながら内部を全面的に作り替え、2016年11月に開館しました。設計はOMAとアリーズ・アンド・モリソン、内装はジョン・ポーソン。屋根と外殻を残して中身を入れ替えるという、保存と改造の折衷案です。
1989年にバトラーズ・ワーフの旧バナナ倉庫で開館し、2016年にケンジントンへ移転しました。移転により展示面積は3倍になっています。
224-238 Kensington High Street, Kensington, London W8 6AG
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ロンドンには無料で入れる館が多くあります。近くの館と組み合わせて回るのがおすすめです。