ブランド博物館Museum of Brands London
時代を彩ったブランドと広告の進化をひも解くノッティングヒルの人気ミュージアム
- 料金
- 大人 £11.50〜 / 子ども £6.50〜
- 所要時間
- 1〜2時間
- 最寄駅
- Ladbroke Grove Station
- 開館時間
- 10:00〜18:00
料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。
ロンドンのノッティングヒルにあるブランド博物館は、広告や商品パッケージの変遷を通して英国の生活文化を振り返るユニークな博物館です。12,000点以上の実物コレクションを誇り、ヴィクトリア時代から現代に至るまでのブランド・メディアの進化を「タイムトンネル」形式で年代順に体験できます。ポートベロー地区に近く、マーケティング愛好家から一般旅行者まで幅広い層に人気のスポットです。
このページの内容
着いてからの歩き方
ブランド博物館に着いたら、この順に見ていくと迷いません。
- コツ
チケットは1年間有効
大人£17前後で、この券がそのまま1年間の年間パスになります。ノッティング・ヒルのラドブローク・グローヴ駅から徒歩5分。ポートベロー・ロード・マーケットが近いので、土曜の市と組み合わせると効率がよい立地です。
- 見どころ
タイム・トンネル
この館の本体です。ヴィクトリア朝から現代まで、12,000点以上の商品パッケージ、広告、玩具が年代順にぎっしり並ぶ一本道。同じ洗剤やお菓子の箱が10年ごとにどう変わったかを追えます。一方通行で、途中で抜けられません。
- 見どころ
一人の収集から始まった
すべてロバート・オピーという個人が集めたものです。1963年9月8日、16歳の彼はマンチーズという菓子を食べ終えたあと、その包み紙を見て「捨てられていくものこそ時代を映している」と思い立ちました。以来60年以上で集めた品は50万点を超え、うち12,000点がここに並んでいます。博物館というより、一人の執念が形になった空間です。
- 見落としやすい
戦時中の棚
配給制の時代の区画では、簡素な茶色い包装ばかりが並びます。デザインが貧しくなった時期がひと目で分かり、その前後の華やかさと比べると、暮らしの変化が包装紙の側から見えてきます。
- コツ
日本人には別の面白さがある
英国で育った人には「懐かしさ」の施設ですが、そうでない人にとっては、いま店で見かける商品の何十年も前の姿が並ぶ資料館です。知っているブランドを探しながら歩くと、まったく違う楽しみ方ができます。
お菓子の包み紙1枚から始まった
1963年9月8日、当時学生だったロバート・オピーは、食べ終えたマンチーズ(Munchies)の包み紙を捨てずに取っておいた。日用品の包装は誰も記録していない、と気づいたのがきっかけだった。
考えてみれば妙な空白である。絵画や家具は美術館が収集し、公文書は記録館が保存する。しかし大量に作られ、使い捨てられる商品の包装は、まさに大量にあるがゆえに誰も残さない。数十年たてば当時の暮らしを示す資料になるのに、その時点では全部ゴミとして処分される。
オピーはこれを一人で拾い集め続けた。収集は50万点に達し、1975年にはV&Aで企画展が開かれるまでになる。1984年にグロスターで博物館を開き、2005年にノッティング・ヒルの現在地へ移った。
年代順に歩く「タイム・トンネル」
展示の中心はタイム・トンネルと呼ばれる細長い通路である。ヴィクトリア朝から現在まで、およそ150年ぶんの商品パッケージ、広告、玩具が年代順に並ぶ。展示品は12,000点ほど。
分類が商品カテゴリ別ではなく年代順であることに意味がある。同じ時代の菓子、洗剤、雑誌、玩具が横に並ぶので、その年に店の棚がどう見えたかが再現される。戦時中の質素な包装、1950年代の色数の増加、70年代の書体——社会の変化が、商品の見た目の変化として現れる構成になっている。
英国で育った人にとっては懐かしさの装置だが、そうでない訪問者にとっては消費社会の年表として読める。展示物のほとんどが、本来なら捨てられていたものである。
豆知識
- 収集の総数は50万点を超え、展示されているのはその一部にすぎない
- ノッティング・ヒルのラドブローク・グローヴ寄りにある。ポートベロー・マーケットから歩ける距離
- 奥に庭がありカフェが面している。展示の規模に対して滞在時間が読みやすい施設
場所とアクセス
美術館・博物館ガイド
ブランド博物館をじっくり見る
注目作品、所要時間の目安、開館時間、館内の回り方は美術館ガイド側にまとめています。
みんなの口コミ
ブランド博物館を訪れた感想や、これから行く人に役立つコツがあれば教えてください。
まだコメントはありません。最初の投稿をお待ちしています。




