クラレンス・ハウスClarence House
国王が暮らす、気品あふれるロイヤル・レジデンス
- 料金
- 大人 £10.30 / 子ども £6.20
- 所要時間
- 45分
- 最寄駅
- Green Park駅
- 開館時間
- 10:00〜16:30
料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。
クラレンス・ハウスは、ロンドン中心部セント・ジェームズ地区に位置する王室の公式邸宅のひとつです。1825〜1827年に建築家ジョン・ナッシュによって建てられ、もともとはジョージ3世の三男で後に国王ウィリアム4世となるクラレンス公のための邸宅でした。長年にわたり王室メンバーの住居として使われ、特にエリザベス王太后が約50年間暮らしたことで知られています。現在はチャールズ3世国王とカミラ王妃の公邸であり、毎年8月のみ、事前予約制のガイドツアーで一般公開されます。
このページの内容
着いてからの歩き方
クラレンス・ハウスに着いたら、この順に見ていくと迷いません。
- コツ
8月しか入れない
国王チャールズ3世が長く住んだ現役の王室邸宅なので、公開は毎年8月のみ。しかも自由見学ではなく1時間のガイドツアー形式で、事前予約が必須です。枠はすぐ埋まるので、8月にロンドンにいるなら早めに押さえてください。
- 見どころ
1階の5部屋
見学できるのはランカスター・ルーム、モーニング・ルーム、図書室、ダイニング・ルーム、ガーデン・ルームの5室です。いずれも実際に接遇に使われている部屋で、美術品も「展示」ではなく調度として置かれています。
- 見どころ
エリザベス皇太后の趣味が残る
ここは1953年から2002年まで、エリザベス皇太后(現国王の祖母)の住まいでした。チャールズ3世は入居後も内装をほとんど変えず、彼女が集めた絵や家具をそのまま使っています。20世紀の英国王室の生活が、手つかずで残っている場所です。
- コツ
セント・ジェームズ宮殿の敷地内
クラレンス・ハウスはセント・ジェームズ宮殿に隣接し、同じ敷地に建っています。宮殿本体は非公開なので、この一帯で中に入れるのはクラレンス・ハウスの8月公開だけ。グリーン・パークとザ・マルの間を歩く途中に位置します。
隣の宮殿が手狭だったので、建て増した
クラレンス・ハウスは1825年から1827年にかけて、ジョン・ナッシュの設計で建てられた。施主はクラレンス公——のちのウィリアム4世である。
もともと公はセント・ジェームズ宮殿に部屋を持っていたが手狭で、隣接地に独立した住まいを建てさせた。だから建物は宮殿の敷地に食い込むように建っており、今も内部で繋がっている。「宮殿の隣にある別の屋敷」ではなく、宮殿から生えた増築部分と考えたほうが形は分かりやすい。
ナッシュはリージェンツ・パークやバッキンガム宮殿の改修を手がけた摂政時代を代表する建築家である。ただし現在の建物にナッシュの仕事はあまり残っていない。第二次大戦の空襲で大きな被害を受け、戦後に大きく作り直されているためだ。
エリザベス2世が女王になる前に住んでいた家
1947年の結婚後、エリザベス王女とフィリップがここに住んだ。1950年8月にはアン王女がこの家で生まれている。つまりここは、王室の公邸である前に一家族の新居だった。
1952年に王女が即位し、翌年バッキンガム宮殿へ移る。入れ替わりに入ったのが母のエリザベス王太后で、2002年に亡くなるまで約50年をここで過ごした。妹のマーガレット王女も一時期同居している。
2003年からはチャールズが住まいとし、即位後もバッキンガム宮殿ではなくここをロンドンの拠点にしている。公開されるのは夏の限られた期間だけで、これは今も実際に使われている住居だからである。
豆知識
- 内部は王太后が暮らした当時の配置と美術品が多く残されている。チャールズは改装にあたって祖母の部屋の趣きを保つ方針を取った
- 建物はセント・ジェームズ宮殿と一体になっており、外から見ると境目が分かりにくい
- ザ・マルを歩くとクリーム色の外壁が見えるが、門から中には入れない。公開時期のみ、事前予約のガイドツアーで入場する
場所とアクセス
みんなの口コミ
クラレンス・ハウスを訪れた感想や、これから行く人に役立つコツがあれば教えてください。
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