ステージ全体が活気に満ち、観客も巻き込む新感覚ミュージカル。歌・ダンス・パフォーマンスが一体となった圧巻のエンターテイメント。
ロンドンでの上演は終わっています。このページは作品の紹介として残しています。
- 劇場
- Arts Theatre(Leicester Square (Northern, Piccadilly) 徒歩2分)
- 上演時間
- 1時間30分(休憩なし)
- 年齢の目安
- 12歳以上が目安
- 英語
- 台詞にほとんど依存しない
ザ・クワイア・オブ・マン のあらすじと見どころ
物語の芯と見どころの紹介です。幕ごとのあらすじと結末は、 読みたい人だけが開ける形で下にまとめています。
舞台の上に、本物のパブが建っています。開演前に客席から舞台へ上がると、実際にビールが振る舞われます。
物語らしい物語はありません。9人の男たちが、パブに集まって歌う——それだけです。歌われるのはポップスもロックもフォークもあり、アカペラからタップダンスまで入ります。要するに、上機嫌な夜そのものを商品にした公演です。
とはいえ、まったくの無内容ではありません。詩人役の男が合間に語る言葉が、この作品の芯を担っています。パブという場所が地域にとって何だったのか、そこが失われていくことの意味——英国でパブが次々と閉店している現実が、背景に置かれています。
賑やかに歌って踊る90分の合間に、その話が数回だけ挟まる。だからこそ最後の合唱が効きます。
主な登場人物
- 詩人(ザ・ポエット)語り手
客席に語りかける役。パブという場所が何であるかを言葉にし、この公演に芯を通す。
- ハンサム常連
見た目のいい男。9人それぞれに役柄の名前がついている。
- バーマン店主
パブを切り盛りする男。この場所を守っている存在。
- ボア(退屈な男)常連
話が長いと言われている男。それでもこの店に居場所がある。
- その他の常連たち合唱団
配管工、若者、詩人以外の面々。全員が歌い、演奏し、踊る。
この作品の見どころ
開演前に舞台上でビールが飲める
客席から舞台へ上がると、セットのパブで実際に一杯振る舞われます。開演時刻より早く行かないと参加できないので、この公演に限っては早めの到着に実利があります。舞台の上から客席を眺める体験は、他ではまずできません。
9人全員が歌い、演奏し、踊る
アカペラの合唱から、楽器の生演奏、タップダンスまでが90分に詰め込まれています。バンドが別にいるのではなく、出演者自身が全部やります。歌唱の水準が高く、音楽目当てで行っても満足できる公演です。
英語が分からなくても、ほぼ問題ない
筋がないため、話を追う必要がありません。知っている曲も多く、客席が手拍子や合唱で参加する場面が繰り返しあります。ウエストエンドで最も気楽に選べる部類で、旅程の疲れた日に向いています。
客席から舞台に上げられることがある
観客を巻き込む演出があり、指名されて舞台に上がる場面があります。楽しめる人には最高ですが、絶対に避けたい人は前方や通路側を外したほうが安全です。参加が苦手かどうかで座席を決める価値のある公演です。
基本情報
観に行く前に
ザ・クワイア・オブ・マン を観る日を決めるための情報です。2026年8月時点。演出の改訂で上演時間が変わることがあるため、当日の予定は 公式サイトの案内も確認したうえで組んでください。
- 上演時間
- 1時間30分(休憩なし)
- 年齢の目安
- 12歳以上が目安劇場が案内する推奨年齢です。入場制限とは限りません。
- 英語のハードル
- 台詞にほとんど依存しない言葉よりも音楽・ダンス・視覚表現で見せる作品です。英語の聞き取りが体験を大きく左右しません。パブを舞台にした音楽ショーで、物語よりも合唱と演奏が中心です。知られたポップスやフォークが多く、英語の細部が分からなくても楽しめます。
劇場情報
座席の選び方や最寄り駅はArts Theatreの劇場ガイドにまとめています。
