物語の芯と見どころの紹介です。幕ごとのあらすじと結末は、 読みたい人だけが開ける形で下にまとめています。
1959年のホーキンス。ドラマ本編の四半世紀前の物語です。
まだ高校生のジム・ホッパーは車のエンジンがかからないことに苛立ち、ジョイス・マルドナードはこの町から出ていくことを夢見ている。そこへ、ヘンリー・クリールという少年が転校してきます。
ドラマを観ている人には、この名前が何を意味するかが分かります。分からない人でも問題ありません——これは、一人の少年がどこで道を踏み外したのかという物語として、それだけで成立しています。
上演はネットフリックスのドラマの前日譚ですが、テレビの延長ではありません。演出はスティーヴン・ダルドリー、舞台の仕掛けは『ハリー・ポッターと呪いの子』と同じジェイミー・ハリソンが手がけています。冒頭から、種の分からない出来事が次々と目の前で起きます。
2024年のオリヴィエ賞で、最優秀エンターテインメント演劇賞と美術賞を受賞しました。
ホーキンスに越してきた少年。自分でも制御できない何かを抱えており、居場所を求めている。
のちに保安官になる青年。この時点ではまだ、粗雑で反抗的な生徒でしかない。
演劇部で公演を仕切っている少女。ホーキンスを出ていくことだけを考えている。
気のいい生徒。ジョイスに想いを寄せている。
ヘンリーに最初に手を差し伸べる少女。彼を理解しようとする唯一の人物。
少年の能力に関心を寄せる科学者。助けるためではなく、調べるために近づく。
イリュージョンと視覚効果を担当するのはジェイミー・ハリソンとクリス・フィッシャー。ハリソンは『ハリー・ポッターと呪いの子』の仕掛けも手がけた人物です。演出はスティーヴン・ダルドリー。テレビの舞台版という枠を超えて、ウエストエンドの第一線の作り手が集まっています。
幕開けは海上の艦船で起きる怪異の場面で、そこから一気に引き込まれます。舞台上で何が起きているのか説明がつかないまま状況だけが進むため、種を探す余裕を与えられません。2024年のオリヴィエ賞で美術賞を受けた装置が、最初から全開で使われます。
登場人物が若い頃の姿で出てくるので、ファンには発見が多い一方、筋そのものは独立しています。転校生の少年が壊れていく過程を追う話として完結しており、前提知識は要りません。逆にドラマを全部観ている人は、結末が何に繋がるかを知ったうえで観ることになります。
ホラーの手法が使われており、大きな音と暗転、視覚的に衝撃のある場面が含まれます。劇場は年齢の目安を案内しています。小さな子ども連れには向かず、驚かされるのが苦手な人も承知のうえで選んでください。
ストレンジャー・シングス:ファースト・シャドウ を観る日を決めるための情報です。2026年8月時点。演出の改訂で上演時間が変わることがあるため、当日の予定は 公式サイトの案内も確認したうえで組んでください。
劇場が案内する推奨年齢です。入場制限とは限りません。
会話のやりとりで筋が進みます。話の速さや言い回しに慣れが要る一方、状況説明は台詞の中で明示されることが多く、筋そのものは把握しやすい構成です。Netflixドラマの前日譚で、シリーズを観ていることが前提に近い作品です。歌はなく筋は台詞で進みます。舞台上の特殊効果は見応えがありますが、人物の関係は台詞でしか説明されません。
Ticketmaster の販売情報より。9月10日(木)時点。休演日や追加公演が変わることがあるため、購入前に公式サイトでご確認ください。
ほか 105 公演。
座席の選び方や最寄り駅はPhoenix Theatreの劇場ガイドにまとめています。