Whitechapel Gallery
東ロンドンの壁に潜む前衛の巣。ここでは未来がまだ名を持たぬまま展示され、観客はその証人だ。
ホワイトチャペル・ギャラリーは、ロンドン東部ホワイトチャペル地区にある現代美術の展示施設です。1901年に開館し、地元の人々にアートを紹介することを目的にしています。過去にはピカソの《ゲルニカ》を英国で初めて展示したことでも知られていますが、現在は主に新しい現代アートの企画展や展示を行っています。 展示は絵画や写真、インスタレーションなど多様で、常設展示は無料で利用できます。地域の教育プログラムやワークショップも実施し、気軽にアートに触れられる場となっています。 建物はエドワード様式の重厚な外観が特徴で、2009年には隣接する歴史的図書館を統合して大規模に改修。明るく広々とした展示室、アーカイブ、書店、カフェを備え、ゆったりと作品鑑賞を楽しめる空間となっています。ロンドンの中心部から地下鉄でわずか数分、Aldgate East駅のすぐそばという立地も魅力で、観光客と地元住民の双方に親しまれる文化拠点です。 ロンドン中心部からもアクセスしやすく、地元の文化施設として親しまれていますが、観光の目玉というよりは、現代アートをじっくり楽しみたい方向けのスポットと言えるでしょう。
ホワイトチャペル・ギャラリーを短時間で回るなら、まずこの3つ。 展示室の番号は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。
常設コレクションを持たず、現代美術の企画展で構成されます。無料で入れる展示が多く、東ロンドンのギャラリー巡りの起点として使えます。
1901年開館時のアーツ・アンド・クラフツ様式の外観。2009年に隣接する旧図書館を統合して拡張し、内部は明るく広い展示室に作り変えられています。
現代美術の専門書が充実した書店を併設。オルドゲート・イースト駅の目の前という立地で、立ち寄りやすい場所です。
1939年1月、ピカソの《ゲルニカ》がここで展示されました。英国で公開されたのはこの一度だけです。会期はわずか15日でしたが15,000人以上が訪れ、入場料の代わりに「軍靴一足の寄付」が求められました。スペイン内戦の共和国側を支援するためです。
1958年にジャクソン・ポロックの英国初の本格的な個展、1982年にはフリーダ・カーロをロンドンに初めて紹介しています。労働者階級の街に最先端の美術を持ち込む、という設立時の方針が一貫しています。
77–82 Whitechapel High St, London E1 7QX
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ロンドンには無料で入れる館が多くあります。近くの館と組み合わせて回るのがおすすめです。