
Vagina Museum
語られぬものを展示する勇気。身体はタブーではなく、文化であり、権利であり、祝祭なのだ。
ヴァギナ博物館は、世界初の膣(ヴァギナ)専門博物館です。その名前から一見すると恥ずかしくて訪れにくい場所、あるいは変わったミュージアムだと思われがちです。しかし、実際には女性の身体や性に関する誤解や偏見を解きほぐし、豊かな学びと気づきを提供するとても意義深い場所です。 展示は膣の解剖学的な側面から始まり、古代から現代までの膣にまつわる文化的、歴史的なエピソード、宗教や神話での象徴性、さらには現代のジェンダーやフェミニズムの視点まで多岐にわたります。これらを通じて、性にまつわるタブーや誤解を解消し、身体へのポジティブな理解を深めることができます。 また、ミュージアムショップはこの博物館ならではの魅力のひとつです。膣の形を模したキャンドルや、女性器のシルエットがデザインされたアクセサリー、膣をモチーフにしたかわいらしいぬいぐるみや文房具、さらにはユーモアあふれるステッカーやトートバッグなど、ここでしか手に入らないユニークなグッズがたくさん並んでいます。自分への記念にも友人へのちょっと変わったプレゼントにもぴったりです。 社会的な偏見や恥ずかしさで訪れるのがためらわれると感じるかもしれませんが、ヴァギナ博物館はその壁を軽やかに乗り越え、性や身体について自由に話し、学び合うことの大切さを伝えています。訪れた人は「こんなに面白くてためになる博物館があったなんて!」と驚き、性に対する見方がポジティブに変わることが多いです。好奇心旺盛な人や新しい発見を求める人にぜひおすすめしたい、ロンドンの意外な名所です。
ヴァギナ博物館を短時間で回るなら、まずこの3つ。 展示室の番号は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。
女性器の構造を正確に示し、それにまつわる俗説を一つずつ解体していく構成。医学的な情報が中立的な調子で並びます。羞恥や扇情とは無縁の、教育施設としての作りです。
古代から現代まで、身体がどう象徴され、どう語られてきたか。宗教、神話、医学史を横断して扱います。
この館ならではの品が並びます。ここでしか買えないという意味では、ロンドンの土産として確実に記憶に残る選択肢です。
2017年にポップアップとして始まり、2019年にカムデン・マーケットで世界初の常設のヴァギナ博物館になりました。その後移転を繰り返し、クラウドファンディングで8万5,000ポンドを集めて2023年11月にベスナル・グリーンの鉄道アーチ下で再開しています。
入場は無料です。公的な助成ではなく寄付とショップの売上で運営されているため、移転の経緯からも分かるとおり資金基盤は安定していません。訪問時は開館状況の確認をおすすめします。
Arches 275–276, Poyser Street, London E2 9RF
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ロンドンには無料で入れる館が多くあります。近くの館と組み合わせて回るのがおすすめです。