The Tower of Babel
不明, 紀元前600-400年頃
大英博物館 Room 55

この展示品は、紀元前600-400年頃のバビロン出土の粘土板で、ネブカドネザル2世によって再建された神マルドゥクのジッグラト「エテメナンキ」を示しています。上部の板には七層の各階の寸法が楔形文字で記され、下部の板には小型ジッグラトの建築図面が描かれています。
この建築物は、聖書創世記に登場するバベルの塔のモデルとなり、古代メソポタミアの宗教的建築と王権の象徴を理解する貴重な資料です。
バベルの塔とは、旧約聖書の創世記に出てくる伝説の塔です。ノアの洪水の後、人々は皆同じ言葉を話し、ひとつの場所に住んでいました。彼らは「天まで届く塔を建てて、自分たちの名を高めよう」と考えました。しかし神はその傲慢を見て、人々の言葉を混乱させ、互いに意思疎通できなくしました。その結果、人々は世界中に散らばったとされています。