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    Lindow Man

    リンドウ・マン

    Must See

    -, 紀元前2年〜紀元119年頃

    大英博物館 Room 50

    リンドウ・マン

    作品の概要

    リンドウ・マンは、1984年にマンチェスター近郊リンドウ・モス(Lindow Moss)の泥炭地で発見された、極めて保存状態の良い人間の遺体です。泥炭の酸性かつ嫌気性の環境が皮膚や軟組織の保存を促し、発見後に詳細な科学的分析が可能となりました。

    彼は発見時、キツネの毛の腕輪以外には衣服を着用しておらず、身長は約1.73m、体重は64kg、死亡時の年齢はおよそ25歳と推定されます。毛髪やひげは整えられ、爪も手入れされていたことから、日常的な手入れが行われていたことが分かります。死の直前には、平たい無発酵のパンを火で焼いて食べた痕跡があり、胃の中からはヤドリギの花粉が見つかりました。これが意図的に摂取されたのか、偶然混入したのかは不明です。

    法医学的調査では、首にねじれた腱状の痕跡(ガーロットの可能性も)、頭頂部と後頭部への打撃、頸椎骨折(致命傷)、頸部刺創など複数の外傷が確認されており、最終的にこれらが死亡原因と考えられます。CTや剖検による調査は、体内の臓器や骨格の状態、血管や軟組織の保存状況なども明らかにしました。

    リンドウ・マンは単なる人骨標本ではなく、鉄器時代後期の人々の生活様式、死生観、宗教儀礼、暴力や社会制度の理解に不可欠な資料です。また、保存状態の良さと科学的検証の積み重ねにより、法医学と考古学の連携例としても注目され、博物館展示を通して一般にも広く紹介されています。

    ここがポイント!

      • 1984年にマンチェスター近郊の泥炭地で発見された極めて良好に保存された泥炭ミイラ
      • 首の絞め跡、頭部への打撲、頸の骨折、刺し傷など複数の致命的外傷を受けていた点