ロンドンの失業率が6.8%に上昇、パンデミック期を除き10年超で最高水準
2025年12月16日
ロンドンの失業率が6.8%に上昇し、パンデミック期を除けば10年以上で最も高い水準となった。労働市場の冷え込みを背景に利下げ観測も強まっている。
ロンドンの失業率が6.8%に上昇、国内で最も高い水準に
英統計局(ONS)のデータによると、 ロンドンの失業率は6.5%から6.8%へ上昇し、 約35万4,000人が求職中となった。 これはおよそ15人に1人に相当する。
この水準は、コロナ禍という特殊な時期を除けば 2014年春以来の高さであり、 ロンドンは現在、英国で最も失業率が高い地域となっている。 全国平均は**5.1%**で、首都との差が際立っている。
背景には、小売業やホスピタリティ産業など、 ロンドン経済の中核を担ってきた分野での 雇用縮小があるとみられている。
労働市場の冷え込みを受け、 市場ではイングランド銀行が利下げに踏み切る可能性が高い との見方が広がっている。 全国的にも失業率は上昇傾向にあり、 若年層の失業率はパンデミック期を除けば 2015年以来の高水準となった。