2026年版「ロンドンでいま一番アツい郵便番号」発表 注目は東のレイトン(E10)
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    2026年版「ロンドンでいま一番アツい郵便番号」発表 注目は東のレイトン(E10)

    2026年1月4日

    不動産データをもとにした「2026年の人気エリア」で、東ロンドンのレイトン(E10)が最も“ホット”な郵便番号に選出。Propcastによる注目リストには、ハイバリーやイズリントン、イースト・ダルウィッチ、ペッカム・ライ、クリスタル・パレスなども名を連ねた。

    ロンドンで「どこに住むか」を決める材料は、人によって違う。
    雰囲気のいいバー、こだわりのコーヒー、使えるレジャー施設、家賃・物件価格の現実――そして、ちょっとした“街の空気”も大きい。

    そんな中、2026年に向けた**「ロンドンのホットな郵便番号(postcodes)」**が発表され、最も注目のエリアとして選ばれたのが Leyton(レイトン/E10) だった。


    2026年の最注目は「Leyton(E10)」

    レイトンは、隣の超人気エリア Walthamstow(ウォルサムストウ) の影に隠れがちだが、今回「次の12か月で最も望まれるホットスポット」として評価された。

    もともと2024年に「住むのがクールな街のひとつ」として名前が挙がっていた東ロンドンの一角で、“村っぽい”独特の雰囲気が魅力として語られている。

    さらに近隣の Leytonstone(レイトンストーン) は、Rightmoveのデータで「ロンドンで最も早く売れる住宅地」とされたこともあり、平均の売却期間が34日というスピード感が話題になった。


    Propcastが挙げた「2026年のホットエリア」一覧

    不動産セラーのPropcastによると、レイトン以外にも次のエリアが2026年の注目株として挙げられている。

    • Highbury
    • Mortlake and East Sheen
    • Upper Holloway
    • Upper and Lower Clapton
    • Islington
    • East Dulwich
    • Peckham Rye
    • Herne Hill
    • Lower Holloway
    • Totteridge
    • Upper Norwood
    • Crystal Palace
    • Stoke Newington

    「別に特別に見えない。でもそれが良い」レイトンのリアル

    レイトンに引っ越して約1年というRoss McCafferty氏(E10に縁があり、以前は南ロンドン在住)は、レイトン駅を出た第一印象についてこう語る。

    • 「駅を出ても、正直“特別すごい街”には見えない」
    • 「ハイストリートは昔とそこまで変わらない」

    一方で近年は、周囲の反応が明らかに変わったという。
    以前は「どこそれ?」「エセックス?」と言われがちだったのが、今では「どんな感じ?」「伸びてるって聞いた」と聞かれるようになった。

    背景として彼が挙げるのは、

    • 近隣ストラトフォードの2012年五輪の余波
    • そして何よりコロナ後に一気に加速した“盛り上がり”

    特に新しい飲食店が増え、「行くべき場所」感が出てきたという。


    “ちょいボロ感”が逆に武器?「頑張りすぎないクールさ」

    彼はレイトンについて、こんな見方もしている。

    • ハイストリートには「少しシャビーな美学」が残っている
    • でも「それこそがポイント」かもしれない
    • 「頑張って“イケてる街”を演出してないのに“in”」

    そして、地元の人はランキングなんて気にしていないだろう、とも。
    小さな改善やコミュニティイベントで、じわっと住みやすくなっている――その“力みのなさ”が魅力だという。


    レイトン周辺の過ごし方(飲む・観る・寄る)

    記事では、レイトン周辺の“ちょい飲み”候補として、

    • Leyton Orient Supporters Club
    • Coach & Horses

    などが挙げられている。さらに近隣も含めると、

    • Chingfordの The Kings Head
    • Stag & Lantern
    • Walthamstowの The Bell(Forest Road)
    • The Olde Rose & Crown(Hoe Street)

    といった店名も登場する。

    また、2022年にはWaltham Forest地区でThe Good Beer Guide掲載パブが9軒あったことにも触れられており、東ロンドンの“パブ文化”の層の厚さがにじむ。


    2026年、住む街選びは「熱量の分散」が進む

    レイトンの評価は、ロンドンの人気が一部の超定番エリアから、**“ちょい外しの実力派”**へ分散している流れも映している。
    「派手さより、暮らしの手触り」。そんな価値観が、2026年の“ホット”を作っているのかもしれない。