カーン市長「トランプはロンドンに嫉妬してる」——舌戦が再点火
2025年12月27日
ロンドン市長サディク・カーン氏は、米大統領ドナルド・トランプ氏がロンドンを繰り返し攻撃するのは「街の成功への嫉妬」だと主張。ロンドンは米国の主要都市より安全だとも述べ、対立が再び注目を集めている。
概要
ロンドン市長のサディク・カーン氏は、米大統領ドナルド・トランプ氏がロンドンをたびたび批判する理由について「首都ロンドンの成功に嫉妬しているからだ」と述べ、両者の長年の対立(舌戦)を再び燃え上がらせた。 :contentReference[oaicite:0]{index=0}
カーン氏の主張:「ロンドンに勝てる“世界都市”が米国にないから」
カーン氏は、トランプ氏がロンドンを攻撃するのは「米国にロンドンと競えるグローバル都市がないことへの嫉妬」だと指摘。ニューヨークについては「素晴らしい街で、おそらく世界2位」としつつも、交通インフラの例として「トランプ氏のお気に入りの都市の地下鉄と、ロンドンのエリザベス線を比べてもいい」と挑発的に語った。 :contentReference[oaicite:1]{index=1}
「ロンドンは米国のどの都市より安全」— 殺人件数の比較も
カーン氏は治安面でも反論し、「ロンドンの殺人件数は、米国のどの州よりも少ない。ニューヨーク、LA、シカゴよりも少ない」と述べ、ロンドンが“危険な都市”だという描写を否定した。 :contentReference[oaicite:2]{index=2}
対立の経緯:トランプ氏の辛辣な言葉と“治安”をめぐる応酬
報道によると、トランプ氏は今月、カーン氏を「ひどい、悪意のある、吐き気がする市長」などと強い言葉で批判し、ロンドンは「別の場所になった」とも述べたという。 :contentReference[oaicite:3]{index=3}
また過去には「警察の立ち入りが難しい区域がある」といった趣旨の主張もあり、2024年には副大統領JD・バンス氏がロンドンを「イスラム主義の国になりつつある」などと評したとされる。 :contentReference[oaicite:4]{index=4}
「ロンドンは文化戦争の“代理戦場”」— 英国内の批判にも苦言
カーン氏は、ロンドンが多様性やリベラルさをめぐる「文化戦争」の“象徴”として攻撃対象になっていると主張し、こうした言説がロンドンでの人種差別の増加にもつながっていると語った。 :contentReference[oaicite:5]{index=5}
さらに、ロンドンを攻撃する英国内の政治家・議員に対しても「非愛国的だ」と批判し、ロンドンが「多様で、進歩的で、自由主義的で、多文化で、そして非常に成功している」こと自体が反発を招いているのだ、という見方を示した。 :contentReference[oaicite:6]{index=6}