主要航空会社がロンドン・スタンステッド空港の既存滑走路活用による拡張計画を支持
2025年12月22日
ロンドン・スタンステッド空港が既存の単一滑走路を活用し、2040年代までに年間旅客数を最大5,100万人へ拡大する計画について、エミレーツ航空やライアンエアーなど主要航空会社が支持を表明した。
ロンドン・スタンステッド空港は、既存の単一滑走路を最大限活用することで、今後20年間で年間旅客数を最大5,100万人まで増加させる計画について、複数の主要航空会社から支持を得ている。
この計画は、現在許可されている発着回数を増やすことなく、また空港敷地の拡張も行わず、2040年代までに旅客処理能力を高めることを目的としている。旅客数の増加は、より座席数の多い新型大型機を導入することで実現される見込みだ。
近年スタンステッド空港は、新規路線の追加や新たな航空会社の就航により、利用者の選択肢を拡大してきた。こうした背景のもと、今週開催されるユットルスフォード地区議会の計画委員会での審議を前に、エミレーツ航空、ライアンエアー、Jet2.com、ペガサス航空、AJet、ターキッシュエアラインズが支持書簡を提出している。
計画が承認された場合、以下の効果が見込まれている。
- 約4,500人の新規雇用創出(空港の既存研修・教育施設を活用)
- M11高速道路ジャンクション8の改良による渋滞緩和
- 地域バス、道路整備、不正駐車対策への資金拠出
- 旅客の公共交通利用率を50%まで引き上げ、地域道路の負担を軽減
スタンステッド空港のガレス・パウエル最高経営責任者は、この計画がロンドンからケンブリッジに広がるイノベーション回廊およびイングランド東部全体の経済成長を後押しすると述べ、航空会社からの強い支持が計画の実現性を裏付けるものだと強調した。
また、Jet2.comは燃費効率と騒音を大幅に改善したA321neoの導入を通じた持続可能な成長を評価し、エミレーツ航空はドバイ路線の安定した需要と国際接続性の向上を理由に支持を表明。ターキッシュエアラインズやペガサス航空、AJetも、地域および国際的な接続性強化の観点から本計画を支持している。