アンドリュー・ロイド=ウェバーの名作『キャッツ』、来夏ロンドンで史上初の本格リバイバル上演へ
2025年10月14日
アンドリュー・ロイド=ウェバーの代表作『キャッツ』が、2026年夏にロンドンのリージェンツ・パーク・オープンエア・シアターで上演される。英国では1981年の初演以来2度目となる公式プロダクションで、若手演出家ドリュー・マコニーが演出と振付を担当する。
ミュージカル界の巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーの代表作『キャッツ(Cats)』が、**2026年夏にロンドンのリージェンツ・パーク・オープンエア・シアター(Regent’s Park Open Air Theatre)で新たに蘇る。これは英国史上2度目のリバイバルであり、同劇場の新芸術監督で振付家でもあるドリュー・マコニー(Drew McOnie)**が演出と振付を務める。
この新演出版は、2026年7月25日から9月12日まで上演予定で、10月28日にチケットが発売される。ロンドン公演の後には、英国各地でのツアーも計画されており、成功すればウエストエンド再演の可能性も示唆されている。
ロイド=ウェバーの復活期
数年前まで低迷していたウェバーだが、近年は再評価が進み、過去作が次々と若手演出家によって刷新されている。ジェイミー・ロイドの『サンセット大通り』や『エビータ』の大胆なリメイクは大成功を収め、ルーク・シェパード演出による『スターライト・エクスプレス』もウェンブリー・パークで好評を博している。
『キャッツ』は1981年の初演以来、21年間にわたってロンドンで上演され続けた名作。2014〜2015年には一部を現代風にした再演版も登場したが、ラップ版ラム・タム・タガーなど賛否両論を呼んだ。また、2019年の映画版はその特異なビジュアルで世界を震撼させたのは記憶に新しい。
一方、近年ニューヨークでは**『Cats: The Jellicle Ball』**という没入型の再解釈版が高評価を得ており、ロンドンでの新作はその流れを受ける形となる。
新たな『キャッツ』像とは
現時点でキャストや具体的な演出内容は未発表だが、マコニーはダンスを前面に押し出すスタイルで知られており、従来のレッグウォーマー+猫メイクからの脱却が期待されている。彼が率いるチームによって、クラシックでありながら新鮮な『キャッツ』が誕生することになりそうだ。
ロイド=ウェバー作品の新時代を象徴するこのリバイバルは、イギリスの夏の舞台シーンにおいて大きな話題を呼ぶことが確実視されている。