ロンドン有名女子校、学習環境向上のため「スマホ禁止」導入へ
2025年10月11日
ウォルサムストウ女子校が来年9月からスマートフォン持ち込みを禁止する方針を発表。ネット上の有害行為や学習への支障を減らし、生徒の集中力やメンタルヘルス向上を狙う。
ロンドンの名門女子校、ウォルサムストウ女子校は、学業成績向上とオンライン上の危険から生徒を守るため、来年9月より“スマートフォン禁止”を導入することを発表した。新ルールに違反したスマートフォンは最大8週間没収される。
入学希望者向けのオープンアワーでは、小学校6年生の保護者に対してこの方針が事前に説明されている。校長のヘレン・マリオット氏は、「生徒の有害なオンライン行動が増えており、より思いやりのある学校コミュニティを作るためにスマホ禁止を導入する」と述べた。
マリオット校長はさらに、「スマホに依存せず、学習に集中し、オンラインの世界よりも現実世界に目を向けるきっかけになる。生徒のメンタルヘルスやウェルビーイングの向上にもつながる」と説明している。通学や校内での7~8時間を、“オンラインから離れて現実世界に集中する”時間として活用できるという。
現在、生徒はスマートフォンを持参できるが、登校時に学校事務室に預け、放課後に受け取る仕組みになっている。違反した場合は48時間没収される。新ルールではインターネット非対応の“ブリック型携帯”は持ち込み可能だが、授業中は電源を切り鞄に保管しなければならない。もし電源が入った場合は、48時間没収され、返却は保護者経由で行われる。
この動きは、ウェールズ妃が子どものスクリーンタイムの危険性を警告し、子どもたちの“切断の流行”について懸念を示したのと同時期の発表となる。プリンス・ウィリアムとケイトも、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子にスマートフォンを持たせない方針を厳格に実施している。