グリーン£5ウォーク：シーダーパーク、シーバルズ宮殿、リー・バレーを歩く

10月12日（日）午後2時30分から5時30分まで、ロンドン北部ウォルサム・クロスで「グリーン£5ウォーク」が開催される。集合場所はロンドン・オーバーグラウンドのシーバルズ・グローブ駅駐車場（EN8 8YB）。

このウォークでは、歴史と自然が融合したルートを楽しむことができる。スタート地点のシーバルズ・グローブ駅から、まずシーダーパークを抜ける。この公園はかつて国王ジェームズ1世が愛した**シーバルズ宮殿（Theobalds Palace）**の跡地で、エリザベス1世もしばしば訪れたとされる。1625年にジェームズ1世はこの宮殿で亡くなり、その門前で息子のチャールズ1世が国王に即位した。1642年の清教徒革命初期には、議会からの請願書がこの地でチャールズ1世に手渡され、最終的に1649年、国王は処刑され、宮殿は長年をかけて取り壊された。

その後、ウォークは**リー・バレー（River Lee Valley）**の緑地へと続く。小川や牧草地、林道など自然豊かなルートを進み、最終地点はウォルサム・クロス駅近くの大きなパブ。ここで参加者同士の交流会が行われる。

歩行距離は約7マイル（約11キロ）で、いくつかのロンドンバス路線を横断する。主催者は「健康的なウォーキングを楽しみ、新しい友人と交流しよう」と呼びかけている。イベントは観光ツアーではなく、ガイドの長い解説などは行われない。歩行は連続的で、各自が前方の参加者を見失わないよう注意が必要だという。

持ち物と注意事項として、天候に合わせた服装、飲料水、必要な薬を携行することが推奨されている。舗装道路や公園の小道、運河沿いのトウパス、森林や田園の未舗装道を歩くため、滑りやすい箇所や木の根、低い枝に注意が必要。また、ジョガーや自転車、車（田舎道）と共有する場合もある。歩きやすい靴、できればウォーキングブーツの着用が望ましい。大きな犬や小さな子どもの参加は不可。

出発前にトイレを済ませておくことが推奨される。途中で休憩やトイレの機会がない場合もあるためだ。

費用は1回あたり£5。当日現金での支払いとなり、会員カードを持つ人は無料で参加できる。他の高額なウォーキンググループと違い、終了後のパブ交流が含まれているのが特徴。

ウォークは多少の雨でも実施されるが、豪雨の場合のみ中止となる。その際は当日午前10時ごろにイベントページで最新情報を確認するよう案内されている。

参加者は、会場で“KEN’S EVENTS”の旗またはバッジを持ったケンを探すように案内されている。

詳細・今後のウォーク予定はKen’s Events公式サイトで確認できる。Facebook、Instagram（@kenswalks）、Twitter（@KenEvents）でも情報を発信中。

Ken’s Eventsは、健康的で社交的なウォークを通じて、自然と人のつながりを楽しむことを目的としている。