ロンドンでクリスマスまでのカウントダウン中に無料で楽しめるスポット

ロンドンは物価が高いことでよく知られているが、実際にはお金をかけずに楽しめるスポットが数多くある。家族連れや友人同士はもちろん、ひとりで街を巡るのにも最適な無料アクティビティをいくつか紹介する。

■テート・モダンでジャズを楽しむ 毎週金曜と土曜はテート・モダンが夜9時まで開館しており、文化好きには嬉しい夜間の開放が行われている。この週末は地元アーティストによるジャズ演奏が行われ、独特の雰囲気を味わえる。

■10月はフォトマンス（Photomonth） 10月は毎年恒例の「フォトマンス」が開催され、東ロンドン各地で写真展示が行われる。特にマイルエンドのアート・パビリオンではZed Nelsonの『The Anthropocene Illusion』展が11月3日まで無料で楽しめる。専用マップをダウンロードすれば他の会場も巡ることができる。

■ブリクストンでブラック・ヒストリー・マンスを記念 10月はイギリスのブラック・ヒストリー・マンス。ブリクストンでは10月4日・5日にブラック・カルチャー・マーケットが開かれ、40以上のブラック・オーナーによるビジネスやクラフトが並ぶ。アクセサリーやアート、玩具などユニークな品が揃う。

■サイエンス・ミュージアムの新しいスペースギャラリー ロンドンの大きな博物館は定番の無料スポットだが、サイエンス・ミュージアムに新設されたスペースギャラリーは特におすすめ。ティム・ピークが搭乗した宇宙船も展示されており、ハーフターム休暇に訪れると真っ先に体験できる。無料だが事前予約が望ましい。

■ヴォクスホール・シティ・ファームで動物と触れ合う ロンドン動物園も人気だが、節約派にはヴォクスホール・シティ・ファームがおすすめ。ロンドン最古の都市型農場で、アルパカ、フェレット、ヤギなどが飼育されている。動物とのふれあいや「農場体験プログラム」に参加することも可能。

■クリスマスマーケット巡り バラ・マーケットのグルメからレスター・スクエアの雰囲気まで、ロンドンのクリスマスマーケットはほとんどが無料で楽しめる。ハイドパーク以外は入場料も不要なので、雰囲気を味わうだけでも十分楽しい。

■クリスタル・パレス公園の恐竜像 子ども連れや恐竜好きなら、クリスタル・パレス公園の恐竜彫刻は外せない。1854年以来設置されている16体の実物大恐竜像は修復されつつ今も残り、独特の魅力を放っている。

■イズリントン・スクエア・サタデーマーケット 毎週土曜日に開催されるイズリントン・スクエアのマーケットでは、クラフトやグルメが楽しめる。地元の職人による作品やチーズ、肉、スイーツなど幅広いフードが並び、食べ歩きや買い物にぴったりだ。