ロンドンの万引き被害が深刻化、店舗の対応強化が急務
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    ロンドンの万引き被害が深刻化、店舗の対応強化が急務

    2025年9月28日

    ロンドンのスーパーマーケットや小売店で万引きが増加しており、年間損失は22億ポンド超に上る。店舗や警察は対策の強化を求める声が高まっている。

    ロンドンでの万引き問題は深刻化しており、対応が急務となっている。Daily Expressが今月初めにキャンペーンを開始し、年間22億ポンド以上の損失を生む万引き問題の対策を求めたことも報じられた。8月26日にConservative Homeに掲載された記事によれば、Clapham、Balham、Streatham、Herne Hillの14店舗以上で店長や警備員と話をした結果、万引きはもはや“流行病レベル”に達しているという。

    多くのスーパーマーケットでは、生肉や魚、チョコレートなどの商品にタグを付けたり、個別の透明アクリルケースに入れて販売している。しかし、ケース内で商品が盗まれる例もあり、セキュリティ対策のコストが商品価格を上回ることもある。ワインやスピリッツはロック付きキャビネットやシャッター付きキャビネットに保管され、販売が減少するケースもある(あるチェーンでは最大50%減)。

    警備員は万引き犯を取り押さえようとして頭突きや唾をかけられるなどの被害も受けている。さらに、地元のコンビニや酒屋への転売目的での万引きも多く、日用品や高額商品の棚が空になる事例も報告されている。

    【提案される対策】

    1. すべての万引き事件を警察に報告し、実態を正確に把握する。
    2. 現行法に基づき、万引き犯をより厳格に取り締まる。
    3. 地元のコンビニや酒屋が盗品を購入している場合、積極的に取り締まる。
    4. 警察との手続きを簡略化し、警備員の負担を軽減する。
    5. 警備員が安全を確保しつつ万引き犯を阻止できるよう支援する。
    6. 万引きが頻発する店舗では、私服の警備員配置を増やす。
    7. 店員も警備員の支援として万引き犯の取り押さえに協力できるようにする。

    Met Policeの統計によれば、2025年5月までの1年間で万引き件数は102,083件に上り、前年から41.9%増加している。サディク・カーン市長や警察は秋以降も店舗での万引き対策を強化する必要があるとされている。警備員や追加の店員による積極的な介入が、犯罪抑止の鍵となると報告されている。