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イギリスで最も運転免許試験に合格しにくい都市は?ロンドンではない
2025年9月27日
DVLAのデータ分析によると、イギリスで最も運転免許試験に合格しにくいのはウルヴァーハンプトンで、11か月間で3,920人中1,309人しか合格できなかった。都市部の交通量や道路の複雑さが難易度に影響しており、全国平均の合格率は48.7%。
イギリス全土の運転免許試験センターで最も合格が難しい場所が明らかになった。DVLAの新データをAuto Expressが分析したところ、ウェスト・ミッドランズのウルヴァーハンプトンがトップの難関として浮上した。
全国平均の合格率は48.7%で、最も合格しやすいドーセット州ドーチェスターでは、2024年4月から2025年3月までの4,500件以上の試験で66.7%の合格率を記録した。田舎や交通量の少ない地域では概して合格率が高く、スカリー諸島では87.5%に達したが、試験件数はわずか8件に過ぎない。
一方、都市部や交通量が多く道路が複雑な場所では合格が難しい傾向がある。ウルヴァーハンプトンでは、3,920人の受験者のうち合格者はわずか1,309人で、合格率は33.4%にとどまった。これに続き、フィザーストン、ウェンズベリー、ゲーツヘッドが合格率の低い上位に入り、ロンドンではチンフォードが最も低い結果となった。
逆に、ケンダル(オクセンホルム・ロード)は2番目に合格しやすく、チチェスター、バンゴー、メルトン・モーブレーがトップ5を占めた。この結果は、試験センターごとの地域差や都市特性が運転免許取得の難易度に大きく影響していることを示している。