英国、過去75年で2番目に大きな年間人口増を記録
2025年9月26日
英国の人口は75年以上で2番目に大きな増加を記録し、主に国際移民が増加の要因となった。2024年中旬の推定人口は6,930万人に達した。
英国の人口は75年以上で2番目に大きな年間増加を記録し、増加分の大部分は国際移民によるもので、出生と死亡の差である自然増はごくわずかだった。英国の統計局(ONS)によると、2024年中旬の推定人口は6,930万人。
過去12か月で推定123万5,254人が英国に移住し、49万6,536人が移出したことから、純移民は73万8,718人となった。全体の増加は75万5,254人で、1949年以来2番目に大きい増加となる。この増加は、リーズの人口(約75万人)よりも多い。
ONSは、2024年6月までの1年間で、人口増加率はイングランドが1.2%でスコットランド(0.7%)、ウェールズ(0.6%)、北アイルランド(0.4%)より高かったと推定。ONSのナイジェル・ヘンレッティ氏は「1982年中旬以降、英国の人口は毎年増加しており、近年の増加率はより高く、2024年中旬までの年間増加は過去75年で2番目に大きい」と述べた。
2024年中旬までの1年間に英国で出生した人数は66万2,148人で、少なくとも42年ぶりの低水準。一方、死亡者数は64万5,909人で、パンデミック前の2019年中旬以来の低さとなった。ウェールズとスコットランドでは自然増がマイナス(死亡数が出生数を上回る)となった。
2025年6月に発表された世界調査によると、50歳以上の人の2人に1人以上が経済的要因、健康問題、世界情勢への不安により希望するほど子供を持てなかったと回答。また、住宅の手頃さ、育児環境、雇用の安定性などの経済的要因が家族形成の制約となったと半数以上が述べている。