日本の大ヒットアニメ『名探偵コナン：片目のフラッシュバック』が英国・アイルランドで公開

Trinity CineAsiaは、TMSエンタテインメント制作の日本アニメ映画『名探偵コナン：片目のフラッシュバック』の英国・アイルランド配給権を取得した。この作品は、今年の日本国内で2番目に高い興行収入を記録しており、4月18日の公開初週末で2.31百万の入場者から24百万ドル（約34.3億円）を稼ぎ出した。公開19日で興行収入は100億円を突破し、最終的に日本国内で9700万ドル、世界累計では1億1200万ドルを記録している。

本作は長野県を舞台にした一連の事件や殺人事件を描き、漫画の人気キャラクターである長野県警の幼馴染トリオ（大和勘助警部、諸伏高明、上原唯）が再登場する。監督は、過去のコナン映画で演出・原画を務めた重原勝也。

作品は、薬の影響で身体が子どもになった高校生探偵・江戸川コナンが活躍するシリーズの第28作目で、1994年に青山剛昌によって漫画が連載開始され、現在も続いている。テレビアニメは1,100話以上が放送され、世界40か国以上で視聴されている。

Trinity CineAsiaのマネージングディレクター、セドリック・ベレル氏は「英国でのこの長年愛されているアニメシリーズの公開は2回目で、シャーロック・ホームズ博物館とのコラボキャンペーンなども好評でした。今後も毎年最新作を劇場に届け、アニメファン層を拡大していきたい」と述べた。