ロンドン、赤信号無視の「危険で反社会的」自転車に厳罰検討
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    ロンドン、赤信号無視の「危険で反社会的」自転車に厳罰検討

    2025年9月22日

    シティ・オブ・ロンドン警察は、赤信号を無視する危険・反社会的な自転車行為への対応を強化する方針。固定罰金50ポンドを超える処分として、Community Protection Warningsや起訴の活用が検討されている。

    シティ・オブ・ロンドン(テムズ川北側のスクエアマイル)では、自転車の赤信号無視や危険運転など「危険で反社会的」な行為への厳罰化が検討されている。BBCによると、シティ・オブ・ロンドン警察は、従来の50ポンドの固定罰金(FPN)よりも強力な制裁として、Community Protection Warningsや起訴の利用を検討中だ。

    議論では、赤信号無視、電動自転車の危険運転、歩行者天国での自転車走行などが主要な問題として挙げられた。シティの通行量は減少しているものの、自転車の増加に伴い、通行中の危険行為への市民の懸念が続いている。

    統計によると、2024年8月までにシティ・オブ・ロンドンのCycle Response Unitは、赤信号無視や歩行者・他自転車への危険行為で1,200件以上の固定罰金を発行。2023年7月に設立された同ユニットは、コミュニティからの安全性への懸念に対応するための施策として成果を報告している。

    今後、シティ・オブ・ロンドン警察と自治体は、政府に対しより強力な権限を求めつつ、危険自転車行為への抑止力を高める方針だ。