英国人が殺到中:ロンドン発・トルコ完璧旅程ガイド
2025年9月19日
ロンドンから約4時間で行けるトルコは多彩な体験が詰まった旅先。イスタンブール、カッパドキア、アンタルヤ、エフェソスを巡る2週間前後のモデル旅程と移動・費用のコツを紹介します。
トルコは“国”というより“冒険そのもの”。カッパドキアの地下都市を歩き、ボスポラス海峡をフェリーで渡し、アンタルヤの古代遺跡を眺める――しかもロンドンから直行便で約4時間とアクセス良好です。2024年には約440万人の英国人旅行者が訪れ、人気が爆発しています。
【ロンドンからの移動】 ブリティッシュ・エアウェイズ、ターキッシュエアラインズ、Pegasusなどの直行便で約4時間。ピークの夏は往復350ポンド超になることもありますが、4月や10月を狙えば150〜180ポンド程度で見つかることもあります。
【推奨旅程(南下ルート)】 ● 1〜3日目:イスタンブール 東西文化が交差する街。ファティフの路地やグランドバザールをゆっくり散策し、カヤックで海上からアヤソフィアやボスポラスを眺める半日など、水上アクティビティもおすすめ。
● 次に:カッパドキア(2〜3日) 奇岩群や地下都市、気球の朝焼けは圧巻。イスタンブールからネヴシェヒルまたはカイセリへの国内線が便利(所要約1.5時間)。
● 第二週前半:アンタルヤと地中海沿岸(2〜3日) 旧市街カレイチのオスマン文化、優れた考古コレクションを誇るアンタルヤ博物館を楽しみ、ダイビングやのんびり時間を求めるなら西のカシュへ足を延ばすと静かな海が堪能できます。
● フィナーレ候補:イズミル/エフェソス(1〜2日) イズミルのウォーターフロントと古代都市エフェソスへ。エフェソスの2万5千席の劇場やセリウス図書館は旅の締めにふさわしいスポットです。
【旅のコツ】 • 英国籍は基本的にビザ不要、パスポートは6か月以上の残存期間を確認。 • 長距離は国内線と長距離バス(Kamil Koç、Metroなど)を組み合わせると効率的。 • 目安は約2週間:各地を味わい尽くすには十分な長さ。
トルコ旅行の狙い目は“観光の幅”。都市・自然・考古学がひとつの旅程で味わえるため、単なる“観光消化”ではなく、時間の流れや文化の多層性を体感する旅になります。