ロンドンの才能が輝く：2025年BFIロンドン映画祭ラインナップ

2025年BFIロンドン映画祭（10月8日〜19日）は、世界中の注目すべき映画製作者をロンドンに迎え入れ、今年のプログラムではロンドンのクリエイティブな才能の深さが際立っています。長編デビュー作、挑戦的なドキュメンタリー、短編、ガラ上映など、多彩な作品が揃い、Film Londonのサポートを受けた監督やプロデューサーが多数登場します。

【注目作品】

• First Feature Competition：イムラン・ペレッタ監督の『Ish』は、Film London Lodestar 2021および元FLAMINアーティストによるモノクロドラマで、友人同士が人種プロファイリングに直面する姿を描く。ジョイ・ガロロ＝アクポジョター監督の『Dreamers』は、若者たちの愛と喪失、帰属意識の探求を描いた力強いデビュー作。

• Grierson Award Competition：レベッカ・ウルフがプロデュースした『Super Nature』や、BFI NETWORK出身のプロデューサー、レイチェル・ダーガヴェルの『My Father’s Shadow』が登場。

• Shorts & LFF for Free：『This is London: Small Stories, Big City』では、ロンドンの日常生活の多様性やユーモア、レジリエンスをテーマにした短編作品を無料で鑑賞可能。

• 注目ガラ上映：ジュリア・ジャックマン監督の『100 Nights of Hero』（クロージングナイトガラ）、ハリー・ライトン監督の『Pillion』など。

• 短編作品：アジュアン・アイザック＝ジョージ監督の『Seventeen』、アムル・アル＝カディ監督の『Original Sin』。

• Dare & Create & Cult：『Hamlet』（アニール・カリア & リズ・アーメッド）、『Mare’s Nest』（ベン・リヴァース）、『Honey Bunch』（マデライン・シムズ＝フューア）など、Film Londonサポート歴のある監督作品が続々登場。

• Mayor of London Gala：クロエ・ジャオ監督の『Hamnet』は、ロイヤル・フェスティバル・ホールで10月11日に上映予定。

さらに、10月7〜8日にはFilm London主催のProduction Finance Marketが開催され、映画製作者と国際的なファイナンサーをつなぎ、革新的なストーリーテリングの未来を支援します。