英国、史上最も混雑するクリスマス移動に直面
2025年12月19日
英国ではクリスマス前後の移動が過去最多規模となり、道路と空港で深刻な混雑が予想されている。通勤・買い物・休暇旅行が重なり、金曜日が最も混雑する見通しだ。
英国、史上最も混雑するクリスマス移動に直面
クリスマスを前に、英国の道路と空港は前例のない混雑に備えている。交通関連団体によると、通勤客、買い物客、休暇旅行者が同時に移動することで、今年は過去最も混雑するクリスマスの移動シーズンになる見通しだ。
特に金曜日は、クリスマス前の交通量がピークに達し、最も混雑する1日になると予測されている。自動車関連団体は、休暇の本格的な出発は土曜日やクリスマス・イブに集中するとしつつも、通勤や買い物、早めの出発が重なることで金曜日の渋滞が最悪になるとしている。
AAによると、金曜日には2,440万台の車が道路を利用すると見込まれており、会員の72%が仕事または私用で運転する予定だという。AAはドライバーに対し、事前の計画と余裕を持った移動を呼びかけている。
RACの調査では、クリスマス休暇を通して外出するドライバーの多くが翌日または12月24日に出発するとされ、両日とも400万件以上のレジャー目的の車移動が予測されている。RACは、これが記録開始以来、最も混雑する出発期間になるとしている。
渋滞が特に予想されるのは、ロンドン西部のM25外回り、バーミンガム周辺のM6北行き、レスター付近のM1北行き、M60外回りなどだ。
道路混雑に加え、鉄道の工事も影響を及ぼす。クリスマス期間から年始にかけて、主要路線や駅の閉鎖により、長距離列車の遅延や代行バス輸送が発生する見込みだ。ロンドン・ユーストン発着の列車は12月27日から1月4日まで影響を受け、ロンドン・ウォータールー駅は12月28日まで閉鎖される。
空の便も記録的な混雑が予想されている。民間航空局(CAA)によると、金曜日には約46万人が英国の空港から出発し、繁忙期全体では約300万人が海外へ向かう見通しだ。クリスマス当日には16万人が搭乗予定で、これは前年より13%増、2015年比では72%増となる。
ドーバー港では、祝祭期間中に約3万台の車両が出港すると見込まれており、金曜から日曜の午前6時から午後1時にかけて交通量がピークに達すると予測されている。