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    ジャスト・ロンドンは、ロンドンの深層に迫る力量も器量もない中途半端な存在ですが、旅の判断をほんの少し整える一文が紛れていれば、それだけで存在理由になります。

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    ウィキッド
    Must See
    Wicked / Wicked For Good

    ウィキッド

    オズの魔法使いの知られざる物語

    Apollo Victoria Theatre
    壮大な舞台装置
    友情と成長の物語
    華やかな衣装と演出

    オズの知られざる物語、魔女たちの友情と葛藤。

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    チケットの選び方はチケットの買い方・お得な料金ガイドもあわせてどうぞ。

    ウィキッド のあらすじと見どころ

    物語の芯と見どころの紹介です。幕ごとのあらすじと結末は、 読みたい人だけが開ける形で下にまとめています。

    オズの西に住んでいた「悪い魔女」。彼女が死んだ日、国じゅうが祝杯をあげた。ただひとり、南の善い魔女グリンダだけが言葉を選びながら民衆の前に立っている。二人はかつて、同じ部屋で暮らした親友だった。

    生まれつき肌が緑だったというだけで、エルファバは父に疎まれ、行く先々で笑われて育った。金髪で人気者のガリンダとは、大学で相部屋になった瞬間から反発しあう。それでも二人は、互いのなかに相手が持っていないものを見つけてしまう。片方は正しさを、もう片方は愛されかたを知っていた。

    この作品が問うのは、誰が悪者かではない。誰が悪者ということにされたのか、そしてそれを知っていた友人が何を選んだのか。『オズの魔法使い』でドロシーが水をかけたあの魔女に、こういう半生があったのだと知ったあとでは、もう元の童話には戻れなくなる。

    主な登場人物

    • エルファバ主人公

      緑の肌に生まれた少女。誰よりも強い魔力と正義感を持ちながら、それを使うほど世界から嫌われていく。

    • グリンダその親友

      愛されることに長けた人気者。友人を選ぶか、民衆に望まれた自分でいるかを迫られる。

    • フィエロ二人が惹かれる王子

      何も考えずに生きてきた放蕩の王子。エルファバに出会って初めて、態度を決めることを覚える。

    • ネッサローズエルファバの妹

      父に溺愛されて育った車椅子の妹。姉の献身を当然のものとして受け取り、やがて姉を責める側に回る。

    • マダム・モリブルシズ大学の学長

      エルファバの才能を見抜き、引き上げると見せて利用する。世論を作る術を知っている人物。

    • オズの魔法使い国の頂点

      エメラルド・シティに君臨する偉大な魔法使い。会ってみると、驚くほど普通の男である。

    この作品の見どころ

    第一幕の幕切れ、エルファバが宙に浮く数十秒

    「Defying Gravity」で、エルファバは箒を手に舞台の上へせり上がっていきます。約60台のムービングライトとスモーク、風の演出が同時に襲いかかり、歌声がそれを突き抜けてくる。ここで一度幕が下りるので、休憩に入った客席がしばらく呆然としているのが分かります。この作品を象徴する場面で、映像では音圧が再現できません。

    裏話舞台を囲む龍は、階段に叩きつけられた時計から生まれた

    客席に入ると、額縁の上に巨大な機械仕掛けの龍がいることに気づきます。公演中は煙を吐き、首と翼を動かします。美術のユージン・リーは、この「時計仕掛けの龍」の意匠を得るために時計を階段から投げ落とし、飛び出した歯車を設計図に貼りつけたと語っています。開演前に見上げておくと、装置全体が巨大な時計盤だと分かります。

    主役二人の声質が正反対に書き分けられている

    エルファバは低音から張り上げるベルト、グリンダは高音のソプラノで書かれており、二人が同時に歌うと声の色がはっきり分かれます。英語の歌詞を細かく追えなくても、どちらが何を抱えているかが音だけで伝わる設計です。「Defying Gravity」の終盤で二人の声が交差する箇所は、その書き分けが最も効く瞬間です。

    裏話別れの歌「For Good」は、作曲家が娘に聞いた話から生まれた

    スティーヴン・シュワルツは、娘のジェシカが幼なじみと複雑な友情を抱えていたことを知り、「もう二度と会えないとしたら、その子に何と言う?」と尋ねました。娘の答えにあった「大切な人が人生に現れるのには理由があって、それがすぐには分からないこともある」という言葉が、そのまま冒頭の一節になっています。卒業式や葬儀で歌われる定番曲になったのは、この出発点があったからです。

    『オズの魔法使い』の記憶が、観ながら書き換えられていく

    カカシ、ブリキの木こり、臆病なライオン、ルビーの靴——童話でおなじみのものが、この作品では「なぜそうなったか」の答えとして次々に現れます。原典を知っている人ほど、伏線が回収されるたびに客席がどよめくのが分かります。予習は『オズの魔法使い』のあらすじを思い出しておくだけで十分です。

    裏話ロンドン公演は2006年から続いている

    アポロ・ヴィクトリア劇場での開幕は2006年9月27日。2024年4月には6,762回目の公演を迎え、ウエストエンド史上10番目の長期公演になりました。同じ劇場で20年近く同じ演目をかけ続けているため、舞台機構は劇場そのものに造り込まれています。ツアー公演では再現しきれない部分がある、というのはそういう意味です。

    ウィキッド の詳しいあらすじを読む上演順に第一幕・第二幕へ分けた解説。登場人物、時代背景、結末まで

    基本情報

    ステータス
    上映中
    2026年8月時点
    おすすめ度
    5/5
    原作
    小説『Wicked: The Life and Times of the Wicked Witch of the West』(グレゴリー・マグワイア)

    観に行く前に

    ウィキッド を観る日を決めるための情報です。2026年8月時点。演出の改訂で上演時間が変わることがあるため、当日の予定は 公式サイトの案内も確認したうえで組んでください。

    上演時間
    2時間45分(休憩20分を含む)
    年齢の目安
    7歳以上が目安

    劇場が案内する推奨年齢です。入場制限とは限りません。

    英語のハードル
    歌と台詞が半々

    歌と台詞が交互に来る一般的な構成です。要点は歌で繰り返されることが多く、台詞を取りこぼしても筋を見失いにくくなっています。『オズの魔法使い』の前日譚という設定で、原典を知っていると人物の関係が掴みやすくなります。台詞には言葉遊びが多く、そこは聞き取れなくても筋には影響しません。

    直近の公演スケジュール

    Ticketmaster の販売情報より。8月16日(日)時点。休演日や追加公演が変わることがあるため、購入前に公式サイトでご確認ください。

    • 9月10日(木)19:30
      チケット
    • 9月11日(金)19:30
      チケット
    • 9月12日(土)14:30
      チケット
    • 9月12日(土)19:30
      チケット
    • 9月13日(日)14:30
      チケット
    • 9月15日(火)19:30
      チケット
    • 9月16日(水)14:30
      チケット
    • 9月16日(水)19:30
      チケット

    ほか 226 公演。

    劇場情報

    Apollo Victoria Theatre
    17 Wilton Rd, London SW1V 1LG, UK

    座席の選び方や最寄り駅はApollo Victoria Theatreの劇場ガイドにまとめています。