マウストラップ(ねずみとり)

    The Mousetrap

    マウストラップ(ねずみとり)

    アガサ・クリスティの名作ミステリー

    クラシック・ミステリー
    緊張感ある舞台
    観客参加型の推理体験
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    長寿記録を誇る、犯人当てミステリーの傑作。

    ミュージカルをもっと楽しむために

    〜 物語のあらまし 〜

    🏠 第1幕:モンゴメリー邸に集まる客たち

    • 雪で孤立したモンゴメリー邸に宿泊客が次々到着。
    • 登場人物:
      • モンゴメリー夫人:邸宅の主人
      • 旅行者たち:若いカップル、年配の客、謎めいた人物
    • 到着時から不穏な空気。客同士の会話で少しずつ過去や性格が明かされる。

    🕵️ 第2幕:殺人事件の発覚

    • 近くで連続殺人事件が発生しており、刑事トラップが到着。
    • 全員のアリバイ確認:
      • 若いカップル:互いに「一緒にいた」と主張するが、外に出た時間や場所の証言が微妙にずれる
      • 謎の女性客:廊下に出た理由が曖昧
      • 年配の客:部屋にいたと証言するが、廊下で足跡が見つかる
    • 初期の動機推理:
      • 過去の恨み、遺産目的、個人的復讐などの可能性

    🔎 第3幕:証拠と矛盾の浮上

    • 証拠:
      • 廊下に残された足跡(犯人の靴サイズと一致)
      • ドアノブや窓の指紋(犯人のものと一致)
      • 荷物の中から血痕や泥が発見される
    • アリバイの矛盾:
      • 若いカップル:互いの証言で15分のズレ
      • 謎の女性客:部屋にいた時間が証言と足跡の時間と合わない
      • 年配客:廊下で足跡が一致する時間帯に寝ていたと証言
    • これらの矛盾から、犯人候補が絞られる。

    ⚖️ 第4幕:犯人の特定

    • 刑事トラップは証拠と矛盾を整理:
      • 足跡、指紋、血痕の一致
      • アリバイ矛盾(証言と物理証拠の不一致)
      • 過去の動機(息子が被害者に不当な罪を着せられたこと)
    • 決定的証拠:
      • 犯人の靴が廊下の足跡と一致
      • 血痕と荷物の指紋が犯行時の行動と完全一致
    • 犯人は 謎の女性客 であることが判明

    ⚡ 第5幕:真相と告白

    • 犯人は自白:
      • 息子の復讐のため、被害者を邸宅に誘い、雪で閉ざされた孤立環境で殺害を実行
      • アリバイや行動を巧みに偽装していたが、刑事の論理的追及で露見
    • 他の客は驚愕するが、犯行計画と動機が明確になり納得する。

    🌌 エピローグ

    • 犯人逮捕後、邸宅に平穏が戻る
    • 客たちは事件を振り返り、緊張が解ける
    • 密室サスペンスの緊迫感と、論理的推理の爽快感を残して幕が下りる

    基本情報

    ステータス
    上映中
    おすすめ度
    4/5
    公式サイト
    原作
    アガサ・クリスティの戯曲『ネズミ捕り』

    劇場情報

    St Martin's Theatre
    West St, London WC2H 9NZ, UK