パリ・オペラ座に潜む「怪人」と歌姫クリスティーヌ、禁断の愛の物語。
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物語の芯と見どころの紹介です。幕ごとのあらすじと結末は、 読みたい人だけが開ける形で下にまとめています。
パリ・オペラ座には、姿を見せない住人がいる。楽屋には彼宛ての手紙が届き、五番ボックス席は常に空けておくよう命じられ、逆らった者には事故が起きる。
その怪人が、合唱団の端にいた娘クリスティーヌを見つけます。彼女は亡き父が「音楽の天使を遣わす」と遺した言葉を信じていて、壁越しに聞こえる声をその天使だと思っている。彼女は自分を教えているのが誰なのか、まだ知らない。
これは怪物の話ではなく、顔を隠して生きるしかなかった人間の話です。彼が求めているのは支配ではなく、たった一人でいいから仮面を外しても逃げない相手だった。ロイド・ウェバーの旋律が甘美であるほど、その願いが叶わないことがはっきりしてくる——その落差が、この作品を40年近くロンドンに留めています。
オペラ座の地下に棲む音楽の天才。生まれつきの顔の異形ゆえに人前に出られず、仮面の下で愛されることを諦めきれずにいる。
合唱団の端役だった娘。姿の見えない「音楽の天使」に導かれて才能を開花させるが、その正体を知って恐怖と憐れみの間で揺れる。
クリスティーヌを昔から知る青年貴族。まっすぐに彼女を守ろうとするが、地下に何がいるのかを最後まで理解しきれない。
オペラ座の看板歌手。クリスティーヌの台頭に激しく反発し、怪人の標的にされる。
劇場の古株で、怪人について誰よりも知っている。何を知っていて何を黙っているのかが、終盤で効いてくる。
客席の天井にあるシャンデリアは約6,000個のビーズででき、直径は3メートル、重さは1トンに達します。原案はマリア・ビョルンソンによるもので、初代は5人の職人が4週間かけて組み上げました。第一幕の終わりに、これが客席の上を落下します。開演前に見上げておくと、その瞬間の意味が変わります。
怪人がクリスティーヌを自分の棲家へ連れて行く場面では、舞台に霧が満ち、蝋燭が次々と水面からせり上がってきます。二人を乗せた小舟が進むあいだ、劇場全体が地下に沈んでいくように設計されています。タイトル曲が流れるのはこの場面です。
ロンドン開幕は1986年10月9日、場所は今と同じヒズ・マジェスティーズ劇場です。作品のために造り込まれた仕掛けが劇場そのものに組み込まれているため、他の劇場では同じ形で上演できません。ウエストエンドで最も長く続いているミュージカルです。
物語はオペラ座という一つの建物の中でほぼ完結し、主要人物も多くありません。英語を細かく追えなくても人物の関係を見失いにくいので、ウエストエンドで最初の一本に選ばれることが多い作品です。
オペラ座の怪人 を観る日を決めるための情報です。2026年8月時点。演出の改訂で上演時間が変わることがあるため、当日の予定は 公式サイトの案内も確認したうえで組んでください。
劇場が案内する推奨年齢です。入場制限とは限りません。
台詞での説明が少なく、筋は歌と場面展開で進みます。歌詞そのものは聞き取りにくいことがあるため、あらすじと曲順を先に読んでおくと追いやすくなります。物語は劇場という一つの舞台の中で進み、登場人物も多くありません。関係が追いやすく、歌詞を逐一聞き取れなくても筋を見失いにくい構成です。
Ticketmaster の販売情報より。8月27日(木)時点。休演日や追加公演が変わることがあるため、購入前に公式サイトでご確認ください。
ほか 177 公演。
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