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    ジャスト・ロンドンは、ロンドンの深層に迫る力量も器量もない中途半端な存在ですが、旅の判断をほんの少し整える一文が紛れていれば、それだけで存在理由になります。

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    ハデスタウン
    Hadestown

    ハデスタウン

    ギリシャ神話を現代風に描いた音楽劇

    Lyric Theatre
    神話ベースの物語
    ジャズとフォークの融合
    感動的なラブストーリー

    切なくも美しい音楽で描かれる、愛と希望の神話ミュージカル。

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    チケットの選び方はチケットの買い方・お得な料金ガイドもあわせてどうぞ。

    ハデスタウン のあらすじと見どころ

    物語の芯と見どころの紹介です。幕ごとのあらすじと結末は、 読みたい人だけが開ける形で下にまとめています。

    冥界の王ハデスが、地上から一人の娘を連れ去った。彼女を取り戻しに行く恋人オルフェウスには、剣も力もない。持っているのは歌だけです。

    ギリシャ神話でいちばん有名な失敗譚を、ニューオーリンズの場末の酒場のような舞台で語り直す作品です。冥界は地下の工場になっていて、労働者が壁を築き続けている。ハデスは経営者として現れる。神話が不況の話として読み直されているわけです。

    そして誰もが結末を知っています。オルフェウスは振り返ってしまう。語り手のヘルメスも最初にそう告げます——これは悲しい歌だ、それでも我々は繰り返し歌う、と。

    分かっていて観るのに、それでも最後の数分で息が詰まる。知っている結末に向かって歩いていく物語を、なぜ人は何度も観るのか——その問い自体が、この作品の主題になっています。

    主な登場人物

    • オルフェウス主人公

      世界を作り直せるほどの歌を書ける青年。ただし目の前の相手が空腹であることには、なかなか気づかない。

    • エウリュディケーその恋人

      飢えと寒さを知っている現実的な女性。愛だけでは冬を越せないと分かっている。

    • ハデス冥界の王

      地下の工場を経営する低音の男。妻を繋ぎ止めるために壁を築き続け、その壁が自分たちを隔てていく。

    • ペルセポネーハデスの妻

      半年を地上で、半年を地下で過ごす女神。夫の変質を誰よりも近くで見ており、酒でそれを紛らわせている。

    • ヘルメス語り手

      この物語を客席に語る神。結末を最初から知っており、それでも語りはじめる。

    • 運命の三女神囁く三人

      人物の耳元で疑いを吹き込む三人組。迷いはすべて彼女たちの声として現れる。

    この作品の見どころ

    裏話出発点は、フォーク歌手が作ったアルバムだった

    作者のアナイス・ミッチェルは2006年、ヴァーモントで手作りの「フォーク・オペラ」として上演し、2010年にはボン・イヴェールのジャスティン・ヴァーノンやアニ・ディフランコを迎えたコンセプトアルバムを発表しました。舞台化は2013年から演出家レイチェル・チャフキンと組んで進められ、ロンドンのオリヴィエ劇場を経てブロードウェイへ。2019年のトニー賞で最優秀ミュージカルを受賞しています。

    バンドが舞台の上にいて、演者と同じ空間で演奏する

    オーケストラピットに隠れず、奏者が舞台上に配置されています。トロンボーンやアコーディオンが場面の中で鳴り、演奏者が芝居の一部として反応する。ジャズとフォークを土台にした音楽なので、ミュージカルというより上質なライブに近い聴こえ方をします。

    結末を知らせてから始める

    語り手のヘルメスが冒頭で「これは悲しい歌だ」と宣言します。観客は結末を知ったうえで、そこへ向かう2時間を過ごすことになる。サスペンスを捨てる代わりに、「分かっていても人は同じことをする」という主題が全編に効いてきます。ネタバレを気にしなくていい珍しい作品です。

    地上へ戻る場面が、視覚的な頂点になっている

    冥界から地上へ向かう長い道行きは、回り舞台とランプの動きで表現されます。振り返ってはいけないという条件のもとで進む行進が、客席から見ても耐えがたい長さに設計されている。この作品でいちばん有名な場面で、音楽と装置が同時に頂点に達します。

    基本情報

    ステータス
    上映中
    2026年8月時点
    おすすめ度
    4/5
    原作
    オリジナル(ギリシャ神話「オルフェウスとエウリディケ」)

    観に行く前に

    ハデスタウン を観る日を決めるための情報です。2026年8月時点。演出の改訂で上演時間が変わることがあるため、当日の予定は 公式サイトの案内も確認したうえで組んでください。

    上演時間
    2時間25分(休憩15分を含む)
    年齢の目安
    8歳以上が目安

    劇場が案内する推奨年齢です。入場制限とは限りません。

    英語のハードル
    ほぼ全編が歌

    台詞での説明が少なく、筋は歌と場面展開で進みます。歌詞そのものは聞き取りにくいことがあるため、あらすじと曲順を先に読んでおくと追いやすくなります。ギリシャ神話のオルフェウスとエウリディケが原典で、筋の骨格は広く知られています。語り手が要所で状況を説明する構成のため、歌詞を追い切れなくても現在地を見失いにくくなっています。

    直近の公演スケジュール

    Ticketmaster の販売情報より。9月10日(木)時点。休演日や追加公演が変わることがあるため、購入前に公式サイトでご確認ください。

    • 9月10日(木)19:30
      チケット
    • 9月11日(金)19:30
      チケット
    • 9月12日(土)14:30
      チケット
    • 9月12日(土)19:30
      チケット
    • 9月13日(日)14:30
      チケット
    • 9月13日(日)19:30
      チケット
    • 9月15日(火)19:00
      チケット
    • 9月16日(水)19:00
      チケット

    ほか 326 公演。

    劇場情報

    Lyric Theatre
    29 Shaftesbury Ave, London W1D 7ES, UK

    座席の選び方や最寄り駅はLyric Theatreの劇場ガイドにまとめています。